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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・バルビーの三つの人生〜」
この作品を観てつくづく、今度のアメリカ大統領選挙では、オバマに勝って欲しいと思いました。テレビの報道番組を観ていたら、それはアメリカを外から見ている人は、失地回復にはオバマしかいないとわかるのだが、アメリカ、それも地方の人々は、全くそう思っていないとか。すごく意味の深い解説でした。
フランスでパルチザンとして英雄視されていた人も、絞首刑送りにしたバルビー。このドキュメントは、そのフランスで作られています。身の毛もよだつバルビーの人間性をこれでもかと表現しながら、誰が何が、こんな人間を作ったのか?という問いかけ、そして政治思想の洗脳と言う恐ろしさを浮かび上がらせた、とても公平でわかりやすい秀作であったと思います。
09月07日(日)
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