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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「キサラギ」
これにはミキが「D級アイドル」という点が強く作用しているのでしょう。意外なアイドルを思う男心の純情に、私は少々感激しました。「僕だけのミキちゃん」という想いは、次々小見出しに明らかになるミキの素顔が現れた後、ドカンと叶えられます。この辺は誰にでも経験のある憧れのアイドルを愛した日々を思い出させ、胸がキュンとなります。何気ない伏線が皆繋がる脚本も、お見事でした。
ユースケが不評みたいですが、確かに彼は映画ではテレビほど面白くありませんが、私はそれなりに良かったと思います。しかしダントツで好演は「いちご娘」さんでしょう!何でも出来るんだぁと、改めて感心しました。年齢も42歳ですし、これから10年くらいは地味に彼の時代だと思います。他の三人も良かったですが、個人的には小栗旬がラストの踊りも入れて一番好きです。プラネタリウムは余計でしたね。エンディングで踊り狂う男五人にご注目下さい。香川照之だけ、明らかについていけてません。もう年齢丸出しではぁはぁ頑張っていますから、生温かく「見守りましょう」。
ちなみに私が「この人がアイドルでした」と言い切れるのは、意外や映画俳優ではなく、クィーンのブライアン・メイです。中高6年間透明のファイルに「ミュージック・ライフ」で切り抜いたポートレートを挟み(時々「音楽専科」も使用)、下敷き代わりにしたり、手作りで「ブライアン人形」を作ったり、彼のお手製のギターの形を真似て、やっぱり手作りのトートバックにアップリケしたり、もちろん部屋はブライアンのポスターでいっぱい。本名ブライアン・ハロルド・メイ。イングランドのハンプトン出身。1947年7月19日生まれ。インぺリアルカレッジにて赤外線天文学を専攻、高校の非常勤講師を経験。今度生まれ変われるなら、ペンギンになりたい・・・。これくらいは今だってそらでいえるんだぜい!そんな熱かった当時の気持ちを思い出させてくれる作品でした。明日はクィーンのCD聞こうっと。
06月28日(木)
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