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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「硫黄島からの手紙」
もう一つ嬉しかったのは、伊原剛志。彼は本人もカミングアウト済の、日本に帰化した在日韓国人です(ついでに、うちの息子達の中学の先輩)。歴史に残るこんな大作で、部下に「あなたに出会えて光栄でした」と言われる様な将校を彼が演じたことは、同じ出自の私には大変嬉しかったです。国境など軽がる越えたようなバロン西の雰囲気が良く出ていました。

私が疑問だった日米の「お国のために命を散らす」と「生きて返すと約束した」は、勝機があるのかないのか、本当は上の人達はわかっていたからではないか?と感じました。日露戦争や日清戦争でも同じ事を言ったのでしょうか?この辺は不勉強でわかりません。

栗林は息子の太郎、西郷は妻の花子、そして清水は母上と書き始めます。太郎と花子は、日本人全てということでしょう。そして名を呼ばれない母は、世界中どこでも名前など必要も無いほど、それぞれに大切な人、と言う意味なのでしょうか?

12月14日(木)
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