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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「ポルノ時代劇 亡八武士道」
丹波先生は当時51歳。懐かしの「キイハンター」で先生に初めて出会った私ですが、そのダンディさ渋さは子供心にもカッコ良く、今でも日本人俳優で一番男ぶりが良いと思っている人です。どういう経緯でこの作品に出演となったかは知りませんが、当時も大御所だったはずで、こんな珍品に主演なんて懐が深いと感激しました。
その他濃い顔を更に濃くメイクした伊吹吾郎にも笑えます(コメディじゃないんですが、笑えるばっかり)。この人も先の副将軍と諸国漫遊したり、マイホームパパの必殺仕事人だったりするのに、役を選ばない方で素敵です。
昔東映は、こんな感じの「大奥なんとかかんとか」「温泉なんちゃら芸者」「スケバンちょめちょめ」とか大量に作っており、今ではピンキー作品として立派なカテゴリーになっています。何故子供だった私が覚えているかというと、町の電信柱や新聞、テレビで、デカデカ画像のような物が簡単に子供の目に、無差別に飛び込んできたのです。そういえば当時ピンキー路線の大ヒロイン池玲子が、いきなりテレビでおっぱいぽろんと出した時はびっくりしました(出したことではない。あまりに大きかったから)。そんな無神経な時代を過ごした当時より、テレビなど格段に規制が厳しくなっている現代の方が、信じられない性犯罪が起こるのは何故なんでしょうか?表面だけ規制が厳しく、現実はよりエスカレートした物が、簡単に手に入ることが問題なのだと思います。
大阪のローカル番組で赤井秀和が、もし死ぬ前にエッチ出来たら、誰としたいかという問いに「池玲子!」ときっぱり答えていました。彼は私より二つ上。きっと坊主頭を帽子で隠し(昔中学生はジャーヘッドだった)、「大人一枚」と、ドキドキしながら映画の券を買っていたのでしょうね。一人でAVを観るより、健康的だと思うのは私だけかな?
03月25日(土)
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