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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■番外・子宮筋腫だって!
仕事は休み、いよいよ近所のSクリニックへ。ここは女医さんなので、行きやすいのです。先に尿検査とコップを渡された私はその後絶句、なんと血尿が出ているのだ!(生まれて初めて)。ここで卵巣嚢腫説及び茎捻転は木っ端微塵、膀胱炎のひどいの→腎盂炎へ思考回路はするする。が、診察が始まるとまた別の驚きが私を襲います。先生から「まぁ、大きな子宮!」えっ??「あなた、子宮の中に直径6cmの筋腫がありますよ。出来た場所が悪いから、筋腫が膀胱を圧迫して尿の出を悪くして、徐々に老廃物を溜まらせて、腎盂炎を引き起こしたのよ。これは全摘した方がええねぇ。」「先生、良性ですか?」「確実なことは言えませんが、この様子ならまず大丈夫でしょう。ガン検査もしときますか?」「はい、お願いします。」

点滴を終え薬をもらい、結果を報告しにそこから徒歩5分くらいの勤め先の病院に。「良かったですね、原因がわかって。いつでもケイケイさんの都合で手術してくれはっていいですよ。」という若先生に感謝しながら、そこからまた徒歩5分くらいの夫の実家に向かいます。14年前実母を亡くし、姑が81歳となった今、兄嫁さんは私の姑がわりです。「なんでも協力出来ることはいいや。私も筋腫の手術した人に聞いてみたるわ。」と言う言葉に感謝しつつ家路に向かいました。

横になっていると三男が帰ってきて、「お母さん大丈夫?」と聞くのでこれこれしかじか。「ふ〜ん。子宮って女の人しかないねんやろ?」「そうや、そこでまだ卵やったあんたを人間にしたんや。」と言いながら、私はふいに涙が。そうだ、安心したので九分九厘取ってもいいと思っていた子宮ですが、ここは息子三人を人間にした場所なんです。追い討ちをかけるように、バカ次男から「大丈夫やった?」の電話が。この子は難産で、母子とも死にかけたんやよなぁと思い出しつつまた涙。やっぱり子宮を墓場まで持って行きたい気持ちがむくむく湧いてくるのです。女なんて、ホルモン一発の生き物だと実感しました。

大きな病院での説明は夫といっしょに行くつもりです。だって私の子宮に種を蒔いた人ですから(←そーじゃなくて・・・)。夫51歳妻43歳の夫婦は、決して若くはないけど、老いぼれてもいないはず。妻が子宮を全摘するのは、夫にとっても大問題なはず。納得出来る方法を、夫婦で考えたいと思います。ので、このお話は続きがあるかも(しれない)。尚大阪市は今年昭和の遇数年に生まれた人は、400円で各医療機関で子宮ガン検診をしています。(来年は奇数年)。私も36年生まれなので該当します。詳しくは、医療機関までお尋ね下さい。

06月06日(月)
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