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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「モンスター」
やはり昨年観た「アントワン・フィッシャー/君の帰る場所」は、同じように親の愛を知らず、里親の家で性的虐待を受けた黒人男性が、立派に社会人として生きていく様子を描いていて、こちらも実話を元にしていました。同じような生い立ちをたどった二人が、明暗を分けたのはどうしてでしょう?その辺りの掘り下げが、「モンスター」の場合は社会のせいにしているように見え、今一歩であったかと思います。
モンスターとは、アイリーンでもセルビーでもなく、彼女達を覆う男性を通じての暗雲の立ち込めた社会であり、まぎれもなく自分もその住人なのだと
、観た後痛感しました。
10月04日(月)
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