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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■それは幻覚か真実かそれとも罠なのか・・・(追記)
森川さんの吹き替え新作と聞いてツ○ヤへ走って行って借りて来ました。
「L.project」
>出演(Sさんのサイトから拝借、いつもすみません!)
ポール・ウォーカー(ベン・ガーヴェイ):森川智之
パイパー・ペラーボ(リサ・ガーヴェイ):東條加那子
ランバート・ウィルソン(エイブリー):一ノ渡宏昭
ボブ・ガントン(エズラ神父):永田博丈
他
サイコロジカル・スリラーとのことですが、ぜんぜん怖くないです。
実は一緒にノウイングを借りてきて、先に見たのですが、こっちのほうがすこしホラー仕立て。ノウイングは、もう、途中からサインと同じぐらい開いた口が塞がらないことになってきて、特撮は綺麗ですばらしいのに、なんともチープなストーリィ構成で涙目の作品でした。(あれとあれとあれのまぜこぜ?みたいな、苦笑)
さてLプロジェクトに戻って。ホラー要素はちょっとどうかと思いますが、サイコサスペンスなのかなって思います。ずっと昔観たプリズナーNo.6を思い出させる話、脱出できない恐怖、何が現実で何がうそあるいは妄想なのか判らなくなる主人公。彼はただただ娘と妻と一緒に小さな幸せを紡いで生きようとしただけなのに、どうして?苦しみ喘ぐベン、ポールウォーカー熱演です。たぶん私が観たポールの作品としては初めて、おふざけなし、変てこなおちゃらけ無し、ヒーローでもなく、娯楽な展開もない、演技で勝負な作品じゃないかと。
犯罪に手を染めた彼が、なぜそういう状況になったかも含めて推理です。罠に嵌められた?登場人物を片っ端から疑った方が良い?ちょっと展開が冗長なのが難点、面白さという点では、サスペンス的なスピード感がもっとほしかったなぁというのが正直な感想。ポールな森川さん視点でのみ展開するので、ほとんど出ずっぱり。台詞も優しいお父さんで夫のシーンから、苦悩したり怒りや混乱でわめいたり弱気になってしまったり、いろいろな負の感情表現でもさまざまなバリエーションを披露してくれます。ポールはずっと不精髭でいままでで一番こぎたない感じ(爆)、森川さんの声は、やや低め、時折隠し切れない美声がでますが、抑えた演技はナチュラルで凄く真に迫っていました。さすがだなぁと思いました。
ほとんど血まみれとかは無いので、刺激苦手の人でも大丈夫かな(最初にちょっと撃ち合いとかありますが)サスペンス好きにはちょっと怒られそうな気もします。
ポールの奥さんリサ役の東條さんのブログにご本人も書いていますが、あの終わり方は、あれですか?そうれとも偶然ですか?それとも・・・いろいろ解釈できますね・・・な終わり方です。またまた判らなくなりました(悩)大作ではなく、どちらかと言えば、かなり低予算な作品です。脚本も練れてないなぁと・・・
それにしても、東條さんは女性の吹き替え声優さんとしては大型新人さんなんじゃないでしょうか?
演技もしっかりしてるし、なにより声がナチュラルで大人っぽい、なのにどこか愛らしいです。若いのに森川さんの奥さんでも違和感なし、まあ、ポールを当ててる森川さんが、声がまだまだ若いのですが・・・
ポールのファンと森川さんファンには是非一度観て損はないかと。(まったくもって全然面白可笑しい明るい展開がないので、欝な気分の時はやめておいたほうが良いです。)
ノウイングは、映像は大胆でSFXも凄いけど・・・あれはなぁ(爆)
今日は映画三昧に近いです。マーリィももう1回観ました。この作品の森川さんの声と演技が堪らないので、もう暇があると流してしまいます。
今日はこのへんで・・・(明日はすこし仕事せにゃ・・・)
(追記)
ドラマCD静かなるドンを聴きました。
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01月30日(土)
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