ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
[857617hit]
■此処から先はR指定だぜ
携帯のアニメサイトでデビルメイクライの1話を観ながらこれを書いております。
どうしてそうなったかと言いますと、携帯の着メロサイトの契約を整理していて、溜まっているポイントをBlackVelvetの曲をダウンロードして消化したのち解約という作業をやっていたら、アニメの観れるサイトのポイントが随分溜まっていることが判明、もったいないので使っております。
BlueRayで観ろよ(この間イベント行っただろ、はい、それはもう凄く楽しい良いイベントでした)
というご指摘もあるかと思いますが、東京のアパートにはBDみれるハードが無いんですよ、PS3は関西に置き去りなので・・・
そんなわけで、携帯経由で、森川ダンテのカッコイイ声が聴こえてきます。
これ、小十郎とか聴き慣れると、結構高めというか、平均的な森川さんの吹き替え声なんですね。
今の年齢というか彼の体の状態で、一番響きが良くてカッコイイ系の鳴りのする声じゃないかと思います。
本人曰くの、持っている一番いい声というのはトーマらしいのですが、トーマの声はもう少し微妙に高いかも。
声で思い出して、ちょっと閑話休題。
ハリウッドスタイルのヴォーカルトレーニング本を持っているのですが(買った動機は興味本位です、すみません私は歌いません、爆)これにいろいろ面白いことが書いてあります。
歌声には4種類ぐらいあって、それはチェスト(胸)ヴォイス、ヘッド(頭)ボイス、ミドル(中間)ヴォイス、ファルセットの4種です。
チェストは胸を共鳴させる感じで発声する声で、声帯全部を広げて発声で低い側の音域を出すのに使う声。
ヘッドは頭蓋骨に響かせる感じで発声する声で、声帯をほとんどすぼめて一部だけ開いて声を出すので、主に高音を出すのに使う声。
ミドルは話し声の高さの声、声帯が半分ぐらい開いた状態になっている発声で、実際にはこれを使って歌うのには訓練が必要。
最後のファルセットは、声帯を完全に閉じてしまい、声帯に周囲の部分を震わせる発声で、かなり訓練しないと喉を痛めてしまいます。
で、この本によれば、訓練しないとどうしてもチェストからいきなりヘッドに移行して歌うので、無理するとすぐに喉をいためてしまうらしいです。必要なのはミドルボイスを自在にあやつり、一番低いところから高い方のぎりぎりまでを無理なく、音圧を変えずに歌いきるテクニックが身につけば、沢山歌っても声を枯らしたり痛める必要もなく、歌いつづけられるのだそうです。
素人なので、これ以上のことはわかりません。無理してヘッド〜ミドル〜チェストの間を移行するのではなく、スムーズに移行できるように、発声が変わったことに気がつかれない(声が裏返らない)訓練の方法などがこの本には書いてあります。あと、ビブラートやステージングのやり方(アイコンタクトのテクニック)など、普段の健康管理まで、薄い本ですが、結構情報が詰まっています。
実はここのところずっと通勤時にブラベルのアルバムを聴いているのですが、なんとなく森川さんの歌い方から収録時期が判る気がするのです。森川さん、ブラベルで歌うようになって少し他で歌っていたのとは違う、いわゆる本気のロックボーカルのスタイルにするべく発声も変えていると思います。しかも最初は試行錯誤だったのか、曲によってすこしづつ発声のやり方や声のトーンが異なりますが、わりと最近の曲、おそらくアルバム製作の後半に収録している曲は、ものすごく安定していて、しかも上で書いたミドルボイスを多用しているように思うのです。しかも、かなり高いレベルで使いこなせるようになってきたみたいで、安定してロックボイスが出せるようになったなぁと、聴いていて思うのです。
それが顕著なのが1曲目のバーミリオンパビリオン、3曲目のギミギミ〜そして5曲目と9曲目あたりかな。
特に1曲目は素晴らしい安定感で低音からそこそこ高音までを同じ音圧で見事に歌いきっていて、しかも要所要所での声の艶出し(転がし方ですか)が絶品です。
この雰囲気なら、ライブでは他の曲ももっと安定して聴けるかなぁと、今から期待で胸がふくらみます。
あんな声で全曲歌われた日にはもう、ライブ会場がR指定になってしまいそう(爆)
[5]続きを読む
08月19日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る