ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
[857638hit]
■コバルト色の青い空、この思いはあふれ出して・・・
1曲目VermilionPvilionと7曲目Roarはアニメの主題歌みたい。正攻法だし、こういう曲はアニメっぽいヒーローとヒロインが絡む妄想が膨らんでしまう。始まりにして一番ガンズっぽい?1曲目。痺れる艶声交じりのパワーヴォーカル。一番完成度が高い曲です。
アルバムでの首振りソングが3曲目GimmeGimmeGimmeと10曲目Bring me back hell year!それと前後しましたが2曲目のDriveMmeCrazyはもちろんノリノリ。でも特に10曲目はタオルをまわす曲にはして欲しくない。
そんな中でも3曲目のノリノリの展開はすごくボンジョビやモトリーぽくてLAメタル。歌声の雰囲気もちょっとだけボンジョビっぽいようなニッキーシックスぽいような、そしてガンズの匂いもぷんぷん。
当時のLAメタルごった煮な匂いがする曲なだけに、なんだか歌が日本語でも、Toshiyukiのメタルチックな歌い方のせいであまりアジアな感じがしなくて、ちょっと不思議な気分に。あえて言うなら曲の展開が80年代のLAメタルよりややコードが複雑でアレンジはスマートかも。
シングルで散々聞き倒した4曲目のIstill・・・ああ、でもやっぱりこの曲は別格に出来がいいかも。
アルバムの全編を通してメインになっているToshiyukiの潰したハスキーボイスもカッコイイですが、この4曲目のIstill・・・のやや澄んだ中音そして甘い低音にはぞくぞくします、最近パワーが入るようになってきた潰した高音でも(やっぱりJollyRogerのときよりも上手くなったなぁ)、上手くメリハリ感をだしてヘビーさを加え曲をロックに仕上げる効果にもなって良い感じ。
そして、なんだかぬめぬめとした感触の5曲目Neverlandは2曲目のDMCと同じくTishiyukiの作詞なのね。なんだろう、この5曲目はオアシスみたい?キャラソンじゃ絶対でてこない雰囲気の曲だけに面白い。
ちょっと実験的な6曲目がbad monkeys summitですが、曲の雰囲気が一番パンクのり。カッコイイかも。
あ、でも、この曲こそタオル回しにされそうで、ちょっとヤバイかも、ライブでのタオル回しはちょっと苦手。
ということで、7曲目Roreは1曲目vermilion pavilionとおなじくアニメのオープニングみたいな曲。着メロで配信していた部分以外の全体を通して聴いたほうが、すっきりまとまった楽曲の雰囲気変貌。これまた不思議な西岡世界。
8曲目VelvetSky、これまた正攻法のキャラソンぽい感じの出だしからロックバラードな展開に。アンサーソング?
やっぱりこういう澄んだ声がまた良いなぁ。サビの途中の主旋律コードの変調が現代的というか西岡的、でも綺麗に流れる感じでToshiyukiの危なっかしくも艶っぽい展開で無事にメロディを歌いきっており、慣れると快感、これは非常に心地よいハードバラード。
9曲目DOn't you get lost in the heavenは日本語が聞こえてくるのが不思議なぐらいアレンジはアメリカン、これもまた正統派なLAメタルのミドルテンポ曲。何かの映画のエンディングみたいな雰囲気もあり。アニメでも良いかも。
そしてラストの10曲目Bring me back hell year!は乗れる展開。楽しい曲で終わるのは良いなぁ。
もう1回頭から聞きたくなる、そんな元気が出てきます。本当に楽しい。
そういえば、マキシシングルで先にでていた2曲目4曲目、アルバムのトーンに合わせるべくアレンジがすこし変わっているのかな?印象がすこし違って聴こえます。大きな変更はしてませんが、歌声の響かせ方とか、いろいろ微妙に変えています。
というわけで、
1曲目聴いて、イントロから歌のAメロにかけて背筋ぞくぞくそしてBメロからはテッカマンブレード風でさらにニヤニヤ、好きですこの展開。
2曲目聴くと、こっちの方が好きかもとおもいながら、3曲目で、ああやっぱりこの曲がまたぞくぞくして堪らない、DriveMeCrazyは1番好きかもと思いつつ4曲目へ、ああ、これも良いなぁと思ってると、森川さんの声の魅力全開のバラード。やっぱり聴けば聴くほどよくなって来ます。
この世界のルールに馴染めば、楽器系の演奏の不満は直ぐにどうでも良くなります。
どの曲も楽しみどころが目白押しで、今は聞く毎に、つぎつぎと展開する万華鏡のようなToshityukiの歌世界に載せられてわくわくしながら聴いております。
[5]続きを読む
07月23日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る