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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■帰って来ました(追記)
インフルエンザで世間は大騒ぎみたいでしたが、空港は平然とした感じ、べつに検疫で長く足止めされることもなく、無事に関西に帰還しました。
昨夜は何もしないで寝てしまったのですが、今朝から買って帰ったコーヒーを堪能しております。
美味しすぎる!!ビーベリーを買いあさってきた甲斐がありました。
これは絶品すぎます。他のコーヒーが飲めなくなりそう・・・
録画沢山溜まっていますが、まずBASARAを観ました、面白い!!
これ、ホントに凄い当たりですね、絵が動くし演出も良いし脚本も良いし声優さんの演技も緊迫していて素晴らしいです。保志君、本当に凄い喉ですねぇ・・・それと大川さんは一流だなぁと思います。あの音域は普段絶対に使わないと思いますが、演技に違和感なしですし、何より胸に迫ります。
そして速水さんと若本さんの妖怪っぷり、玄田さんの男前っぷり、勿論伊達主従や浅井に前田の良い男祭り。女性陣も頑張っております。
そしてメジャー。こちらも盛り上がっています。森川さんも軽い奴の役ででていて、これまた面白いです。
夜に戻って来ますね。
(以下追記です)
飛行機があまり混んでなかったのですが、連休最終日のはずなのに、不思議。
ということで、夕方移動で東京に戻って参りました。
さて、帰りの飛行機ですが、映画を何本か見ました。
一本はグラン・トリノ
クリント・イーストウッドが最後の主演作だと言ったとか・・・ベトナム難民を隣人に持つ男の話です。
彼は朝鮮戦争帰で現地人を沢山殺したことを心の傷として持っている頑固な老人。自分の二人の息子にも心を開かず、妻に先立たれて一人暮らしを始めるところから物語が始まります。隣に住む難民一家の青年タオは、いとこのギャング団にむりやり入れられそうになり、命令されてクリント演じる老人の持つグラントリノ(往年の名車)を盗もうとして失敗、老人にお詫びとして下働きをすることになる。
アジア人を含めた白人と有色人種との偏見やいざこざ、難民達の不遇な境遇とその境遇に負けてヤクザになってゆく若者、アメリカにあるさまざまな人種問題を真っ向から描き、しかも一般市民には結局どうすることもできない、という無力感そして理不尽さと悔しさ、同時に、たとえそうであっても、結局は当時者がなんとかがんばって自分の道を切り開いていくしかない、そうする必要があるというメッセージが込められている作品でした。重いテーマで最後はずきーんとする作品でした。
さすがクリントイーストウッド。彼が繰り返し繰り返し自分の作品で語りかけてくるのは、結局自分で自分の道は切り開けということではないかと、そう思いました。
クリントの吹き替えの方は誰だったかなぁ上手いベテランでしたが、ちょっと名前が判らなかったのですが、タオ役の声は野島君だったと思います、宇宙戦争のトムの息子役の男の子と同じ声でした。
もう1本は、超ばかばかしい作品ですが、大笑いの「鷹の爪団ザムービー総統は2度死ぬ」。
TOHOシネマのマスコットキャラというか、映画の注意事項やお願いなどをこのキャラが担当しているのですが、お話の起点がシネマならぬ島根なのからして、爆笑。世界をなんとか変えたくて脱サラして家族を捨てて世界平和のために世界征服を狙う鷹の爪団のお話です。敵がデスラー総統みたいなキャラで、無理やりスターウォーズ他いろいろなSF作品から銀魂までいろいろなパロディが織り交ざっていて、大爆笑。
これ、主演も脇もほとんどのキャラを一人の声優さんというか蛙男(フロッグマン)だけで演じていて、エンドロールでも、あと一人ぐらいしか声優さんの名前がないという・・・どうにもこうにもばからしいけど楽しい作品です。終始画面右端にレベルゲージがでていて、しかもそれがバジェットゲージと呼ばれていて、いわゆる映画の制作費をその画面までにどのぐらい使ったかが判るようになっていて、攻殻機動隊のオープニングそっくりのパロディ3DCGのオープニングだけでゲージが半分以上消耗してしまったり、後半ゲージ(予算)が不足して背景がて抜きになって行ったりとか、いろいろな仕掛けでも大爆笑できる小ネタ満載のナンセンス2次元CGアニメです。
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05月10日(日)
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