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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■24時間経過
今日は旦那の実家へおみやげを持って行きました。

ガンズの新譜は5,6,7曲目あたりが際だって格好いい。
5曲目のIF THE WORLDはレオちゃん(ディカプリオ)とラッセル・クロウが共演するハードスパイアクション映画の「ワールド・オブ・ライズ」(12月20日公開)のエンディング曲になったらしいですが、個人的には6曲目のTHERE WAS A TIMEが目頭が熱くなるぐらい良かったです。3〜10曲目あたりまでがヘドバンしまくりたくなる感じ。最後の曲も、なかなか。後半は柔らかいというか、あまり力業ではなくて、無難にまとまっちゃったかなって感じは否めないですが・・・もう、この中盤だけで、今後10年ぐらい生き長らえられるファンは多いことでしょう(爆)。

思い起こせば、1986年ごろ、HM/HRラジオでインディーズから出ていた彼らのライブ音源が流れた。
それが日本のメタルファンと彼らとの出会いである。電撃のようなショックを受けた日本のメタルファンはこぞってこのインディーズバンドの情報を仕入れようと躍起になった。当時アメリカで密かにブレークしはじめていたこのバンドのもてる力をみんな予感していたとも言える、異様なまでに凄まじくも型破りの破天荒な高音から低音へとジェットコースターのように歌が乱舞し、ブルージーな凄腕ギターが泣きそうに素晴らしいメロディを朗々と奏でるパフォーマンスは圧巻であった。
たぶん古いカセットを漁ると、このインディーズから出ていたライブアルバムの音源が出てくると思うが、もうテープは腐っているに違いない。
そして満を持して1987年に発売された1stアルバム"Appetite For Destructionは、尻上がりの大ヒット。
彼らのチャートを押し上げたのは、ライブのすごさ。
あり得ないパワーと神がかかったパフォーマンスが、あっという間に口コミで広がり、彼らをトップバンドに押し上げた。
しかしアクセルという人は、ノミの心臓を持つ天才で、本当に繊細でエキセントリックな小心者だった。
その結果、ビジネスにからむすったもんだが延々とつづく。
そもそも、このバンドは当時からライブが開演するか中止になるかは当日にならないと判らなかった。
パフォーマンスしている途中で止まってしまったライブすらある。(日本でそんなことをしたのは、マイケルシェンカーとWアクセルローズぐらいじゃないかなぁ・・・)そんな伝説のような実話がごろごろするアクセル君に振り回されつつも、世界はここまで彼らにつきあって来た(爆)のは、それだけ彼の才能がすばらしいということなのだと思う。
ちなみに、私が最初に痺れたのはアクセルのボーカルよりも、そこにからみついてうねるもの悲しいメロディのギター(スラッシュ)のセンスと鳴りだったのですが・・・91年に2枚同時発売の新譜『Use Your Illusion I & II』(なんで2枚組みではなく、アルバム2種が同時発売でそれぞれが新譜なのだとは訊いてはいけないことになっています(爆))。は、個人的にはそれほどの衝撃曲はなかった。
とはいえ、これは彼ら(というかWアクセルローズ)の才能の結実と同時に拡散の予兆だった。ここから次ぎの完全オリジナルな新譜(ライブやベスト盤ではない)が出るのに2008年11月までかかってしまうとは、アクセルさんご本人も思わなかったに違いない(うんうん)。
彼のたどってきた紆余曲折を考えると、このChinese Democracyは本当に意味深い。

ところで、今回の新譜は発売数日でアメリカで200万枚(桁違いだ)全世界でも400万枚以上を売り上げるらしい、火曜の集計チャートがどうなっているかみんな固唾を飲んでいるらしい。
そして、そろそろ締め切りかな?賭けに負けても潔い男前な会社のドクターペッパー社
もしGNRのニュー・アルバムが2008年以内に発売されたら、アメリカ国民1人に1缶ずつドクター・ペッパーを無料提供する、ただし脱退した元ギタリストのバケットヘットとスラッシュ以外という賭けを、今年の3月ぐらいにバンドと交わしたしたドクターペッパー社、くだんの約束をどうやら果たしたらしい。

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11月23日(日)
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