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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■ゴッドファーザー
ゴッドファーザー
外画DVD「ゴッドファーザー パート1」(デジタル・リストア版)と同「ゴッドファーザー パート2」(デジタル・リストア版)10月3日発売
「ゴッドファーザー PART I <デジタル・リストア版>
マーロン・ブランド(ドン・ヴィトー・コルレオーネ):麦人
アル・パチーノ(マイケル・コルレオーネ):山路和弘(2001年版)/森川智之(新録)
ジェームズ・カーン(サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ):谷口節
ロバート・デュバル(トム・ヘイゲン):田原アルノ
ダイアン・キートン(ケイ・アダムス・コルレオーネ):山像かおり
スターリング・ヘイドン(マクラスキー):糸博(2001年版)/仲野裕(新録)
ジョン・マーリー(ジャック・ウォルツ):水野龍司
リチャード・コンテ(ドン・エミリオ・バルジーニ):糸博(2001年版)/仲野裕(新録)
リチャード・カステラーノ(クレメンザ):辻親八(2001年版)/後藤哲夫(新録)
「ゴッドファーザー PART II <デジタル・リストア版>
アル・パチーノ(ドン・マイケル・コルレオーネ):山路和弘(2001年版)/森川 智之(新録)
ロバート・デュバル(トム・ヘイゲン):田原アルノ
ダイアン・キートン(ケイ・アダムス・コルレオーネ):山像かおり
ロバート・デ・ニーロ(若き日のドン・ヴィトー・コルレオーネ):山野井仁
タリア・シャイア(コニー・コルレオーネ・リッジ):渡辺美佐(2001年版)/斎藤恵理(新録)
モルガナ・キング:竹口安芸子(2001年版)/新田万紀子(新録)
ジョン・カザール(フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ):牛山茂
マリアンナ・ヒル(フレドの妻):金野恵子
リー・ストラスバーグ(ハイマン・ロス):大木民夫(2001年版)/稲垣隆史(新録)
Part1では、シシリー出身の大イタリアマフィアのボスであるヴィト・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の後半生と、本来なら血塗られたヤクザの抗争を繰り返す家業とは一線を置いていたマイケル(アル・パチーノ)が、その父を愛するがあまり、ついには自らこの世界に飛び込んでしまう。
父のたっての願いもあって、堅気として大学にも行き、戦争へも行った、本当に普通の青年であったはずのマイケルが、如何にして父ヴィトの跡目を継いで組織の頂点に君臨するに至ったのか、その過程を描いています。
Part2では、その若き覇者となったゴッドファーザーマイケルコルレオーネが、如何にして組織を維持拡大し、家族を守り組織を守るために心血をそそいでいながらも、さらにどんどん抗争の泥沼が連鎖してゆく様子が描れて居ます。
また同時に、回想シーンの如く時代が遡り、イタリアシシリーから自由の国アメリカにやってきた男ヴィトが、まじめな青年から如何にしてドンの地位と強大なファミリー組織を築きあげ、それを守ろうとしたかを描いている。
森川さんは、コルレオーネ一家に生まれ、後にドンと呼ばれ組織に君臨するマイケル(アル・パチーノ)を演じて居ます。
これが、もう、どうしましょうハアハアものの格好良い!というか渋い!というか、もうカッコ良くてカッコ良くてカッコ良くて・・・痺れまくりの演技と声です。こんな高級ヤクザのボス役って、さすがに某BでLなドラマCDでも片鱗はありますが、ここまで立派な役は始めてではないかと、ヤクザの役でも頂点を極めたなって感じがします。声も雰囲気も本当に恐い位硬派です。
パート1の前半は堅気なので、それはもうおとなしくて穏やかな好青年。
ところが、中盤から後半に向かって、どんどん凄みと影と渋さが加わって行きます。
あと、判っていながらもパート2の冒頭で、でいきなり数年後のシーンからなのですが、そのマイケルの声が、年齢を感じさせる一段階トーンを落とした絶品の渋さ、深さ、美丈夫で威圧感のある声と演技。
こっちの声が、低音の森川さん声好きには、悶絶物です。
あえて、誤解を覚悟で、どんな感じかというのを想像しやすく例えるなら・・・穏やかなしゃべりの小十郎というかライというかセフィロスというかトーマなアルパチーノを想像してください(爆)
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10月04日(土)
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