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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■ひみつ・・・
今日はBLCDの感想を2本分

コルセーアVI〜月を抱く海1(ワン)〜
やっと聴けました。うーん、なんとなく演出の人が変わったような・・・
効果音とかBGMは雰囲気でていますが、会話する人の立ち位置というか、音場の構成がなんとなく微妙でした。
森川・三木・子安というオーデションで常に同じ役を争いあう永遠のライバルな3人がこうやって共演するのは、最近では珍しくなってしまったような気がする。
今回は、三木さん別録りだったみたい、そして子安さんは役の雰囲気少し違ってきた感じ(忘れた?)。
カナーレ(鈴木千尋君)は今回も相変わらず天然の危険に自ら身を任せる、火があると其処へ飛び込んでしまう、見かけによらない猪突猛進キャラ。あいかわらず。アヤースも寸分の違いもなくなアヤース。
何かが始まりそうなところで終わっています。

男の子には秘密がある
森川さんの最高にお得意でBL系ではもっとも人気のあるクールビューティ声と演技、ちょっとSで高飛車でぶっきらぼうキャラ(でも行動はすごく優しい)。声の高さと感じはややライっぽくもあり、でもライより甘い。原作者さんの別作品でもそうですが、森川さんに求められているのは、こういう正統派の攻め声なんですね。ところが、今回のお話には不思議なひねりがあって、ちょっとびっくり展開(爆)。
というか、美少女モデルのセレーヌさんがモリモリで、同じく美少女モデルのアリスが水島大宙さん、モデル仲間で同級生?のレオンが子安さん。美少女だし高一だし、なにもかもありえないなぁ(笑)。
今回の子安さんは、凄く甘い声で優しいふしだら男の演技。子安君の相方になる佐藤雄大君がなんとなく最初は宮田幸季君かと思うほど雰囲気似ています。冒頭と最後だけの出番の千葉進歩君は、ここではもったいないぐらいの普通の人ですが、たぶん別のストーリィで主役が控えて居る感じです。
しかし、美少女モデルの約1名は、声聴いても美少女じゃないなぁ・・・(笑)
美青年のオカマ喋りという感じですが、監督さんにOKもらって一安心の冷や汗だらだらの森川さん(爆)らしいです。(最後のフリートークより)。
この森川さんの声と演技は、高校1年生の設定すら、もはや学園へぶん以上に無理があるし(笑)
子安さんも高一?まったく老けた高校生ばかりだなぁ、もう、無理がまかり通っちゃう不思議世界。
他の作品に比べて、ラブシーンも濃厚。
ある意味、過去からずっと続いている正統派はちゃめちゃBLCDの集大成のような作品。
アヤースが高校1年生で美少女モデルなのを想像しただけで、逝っちゃいそうです。続けて聴いたのは失敗だった(爆)。
しかし、いくつかの森川さんのセリフには、もう脳内の血液が瞬間沸騰しそうに、とくに前半のベットで寄り添いながらの会話シーンの”ひみつ”の息遣いには、もう、降参、轟沈しました。
なんだかこの一言だけで、113キロマラソンぐらい自分でも出来ちゃいそうな気分。お話なんて、もはや破綻してても、行き当たりばったりでも、どうでも良くて、これはメイン3人の倒錯演技を堪能できれば、幸せな1本です。コルセーア以上に続編に期待する自分は、やっぱり相当な変態の仲間。BLCDならではの楽しみ方が出来ます。

しかし・・・この対照的とも思える2本を聞き比べて、同じ低音ぶっきらぼう系の演技な森川さんですが、こんな風に役柄として期待されている演技を十分心得ていて、本当に隅々まで気配りをもって丁寧かつ見事に演じているのには、しかも期待をはるかに超える上のレベルで演じてくれることには、もうひたすら感心です。彼のプロ魂の凄さをまざまざと実感。

いつもWEB拍手をいっぱい押してくださり、感謝です。



09月03日(水)
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