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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■吹き替えはやっぱり良い
映画を2本見ました。アレックス・ライダーとパーフェクト・ストレンジャー。
この2本を見て、やっぱり森川さんの活躍のフィールドメインは吹き替えにあるなぁとつくづく思いました。
まず知ってなければ、この2本で彼が共通して居ることに気がつかない、それほど演技が違う、声も違う。
パーフェクト・ストレンジャーを見て、2枚目をやるよりも、彼の活躍の場はこっちにあるのかもって思ってしまいました。
とりあえず感想。
アレックス・ライダー
主人公のアレックス・ペティファー君、めちゃくちゃキュート。もうすこし丸顔だったら、息子にしたい(笑)
くるくるの巻き毛の金髪が超良い感じ、角度によってはめっちゃ美形、未だ育ちきっていないのですが、美男子に育てば大物になれる素質あり。体も良くトレーニングしていて結構筋肉質。このまま小さく固まらないでほしいなと思います。吹き替えで見てしまったので、彼の演技力は判断つきませんが、良い表情しています。
作品としては、スパイキッズよりやや対象年齢高いのかなって思いますが、主人公は年齢設定14歳(ペティファー君は17歳?)のませた中学生。お話的には、NHKで7時台にやっている海外の子供向けアクションドラマといった感じです。脇を支えるキャストは豪華、声優さんも豪華。
ネットで映画を少しでも調べればすぐに判ってしまうので、ネタバレしてしまいます。
アレックスの育ての叔父さん役がユアンマクレガー。
007みたいなもので、MI6のエージェント。出番は冒頭の5分(爆)。
まさに007ばりの大活躍アクションもありますが、アレックスが子供でありながらも、スパイになる理由が、この叔父さんの作戦の途中での失敗にあります(あっさり殺されしまったのが、これまた・・・)。
ユアンのセリフはアレックスとの会話がメイン(というかそれしかないです、あとはアクション時の息)、その部分の森川さんの声は、スターウォーズのオビワンよりもかなり柔らかめ。クールなのに優しくてナチュラルトーン。2枚目声ですが、愛する甥との家族の会話なので、気取りも作りもしてない感じがすごく良いです。
でも、こんだけぇ〜というほど、出番が少ないのが残念無念。やっぱりユアンはカッコイイ。
アレックス君の声が、スターウォーズのアナキン浪川大輔君で、この冒頭の会話シーンは、まるっきりジュダイコンビですが、浪川君の方は、声をかなり少年にしているので、フラッシュバックはしませんでした。
こうして聴くと、浪川君は大人の役で無理に声を太くして演技するよりも、コレくらいの少年と青年の間の年齢の声と演技が凄く自然な良い感じで好印象。まだ当分は少年役ができそうな感じです。
仇役の声を古澤徹さんがクールに担当。またボスキャラのミッキーローク(悪のボスなのかな)を大塚芳忠さんで、これまた痺れるいい声。
ボスの部下達がみんなちょっと妙なのは、子供向けだからなのかな?
すごく変な女性秘書(?)を雨蘭咲子さんがダーマ声のコミカルな演技で盛り上げています。
爽やかな美形少年の冒険活劇スパイアクションとしては、実に楽しめますが、突っ込みどころ満載なので、心が大人でスレてる人にはくだらないかもしれません。MI6の人たちも、一見普通そうで実はかなり珍妙な人たちで、まともそうなのは叔父さん(ユアン)ぐらいかも(笑)。どうせならオースティンパワーズほど突き抜けて欲しかったのですが、そこまで陳腐に仕上げなかったのは、一応、子供向けであっても、正統派のスパイアクション風にクールに仕上げたい気持ちが監督さんにあったのかな?
私はアレックス君が好みだったせいか、かなり楽しかったです。
まあ、森川さんだけ目当てなら出番が少ないので、レンタルでちょっと確認程度で十分ですし。きっとすぐにCSやTVに降りてきますので。その時確認すれば良いかと思います。星二つ半ぐらい。
パーフェクト・ストレンジャー
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02月23日(土)
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