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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■パイレーツ3作目はいまいちでした(本文と関係ないです)
人間交差点 あの日川を渡って(ドラマCD)
石田彰さん主演、お母さん役が田中敦子さん、同僚が保志総一朗君、先輩役に森川さん(国立競技場の子供の父、モブで現場のおっちゃんの中にも居ます、笑)、檜山さんがダフ屋やアナウンサーや現場の警官等々いろいろモブなどの役。お母さんのお友達に甲斐田裕子さん、自殺を図る少年に代永翼君(またもや森川さんにウィング君と呼ばれてました、笑)、その他の役ほとんどがケンユウオフィスの方々(一部はマウスの方)、ディレクターとして初デビューの宝亀克寿さん、録音スタジオはインスパイア。そうか、宝亀さん音監デビューなのでケンユウオフィイスの方が沢山なのですね。
森川さんが、家で台本読んだ時に思いきり泣いて来たのでスタジオでは泣かないとコメントしていますが、そう言いながら途中で鼻声気味になったのはどうしてかなぁ(笑)。森川さん自身の出番は少しだけ、ピンポイントです。が、その中でも最後のセリフに思わずぐっと来ます、というか森川さん自身がセリフいいながら涙腺やばそうな感じの声。出演の中では、田中さんと並んでかなりの吹き替え系の演技になっていたと思います。
というわけで、熱演は田中さんと石田さん、次いで代永君、あと石田さん役の子供時代を演じた新田さん、そこそこ保志君。原作の人間交差点(ヒューマンスクランブル)は10〜15年ぐらい昔に5年間ぐらいずっと「あぶさん」目当てでビックコミックオリジナルを毎号読んでいた時期があったので、良く読んでました。この話は記憶にありませんが、このシリーズは、結構毎回泣かされます。ぐっとくるというか考えさせる話が多いです。
でも、今回のこのドラマCDは、もう最初から泣かせるぞという意欲まんまんの脚本なので、きっとあざといから逆に泣くかと思いながら聴いていたのですが、それでもやっぱり声優さんの演技が素敵すぎて、最後のお母さんとのやりとりの後に余韻があって、なんだか目の前で自分の母を看取った15年前のことをあれこれ思い出してしまい、シーンが終わってからどっと泣いてしまいました。演技的には、今回は田中さんに泣かされた感です。
田中さんが、ぜんぜん草薙素子少佐には聞こえないところが、凄いです。甲斐田さん、出番前にマジ泣きしてたんじゃないですか、という感じでセリフの声、完璧な鼻ズル声(それに相応しいシーンなので臨場感あります)。
出演声優さんがキャストコールで自分の役名と名前を名乗るのですが、この時の森川さんと檜山さんの声が、まじめモードなせいか、めちゃくちゃ素敵声。
代永君、声が若い。保志君の青年の役は個人的に新鮮。
「それでは、警視総監の訓辞を〜」のアナウンスしている人、森川さんか檜山さんか現場監督役の間宮さんかなぁ・・・なんとなく森川さんのような気がしないでもないですが・・・
モモグレさんというレーベルは石田さんのドラマCDブランドみたいな感じで、一杯主役の作品がでていますが、たとえば七色仮面とかも結構面白かったのですが、今回はとにかく石田さんによる石田さんのためのお話という感じでファンの方はかなり嬉しい作品だと思います。最後の挿入歌(石田さんは唄っていませんが)とか聴かされると、たぶん年齢が上の方がどっと泣かされやすいと思います。それと、なんとこのCDの初回特典が、涙を拭くハンカチということで、出来すぎ。
TVではAVP(エイリアン対プレデター)完全版がオンエアーされました。
完全版ということで、通常版のDVDでは観たことの無いシーンがありました。中でも、おおっと思ったのは、ピラミッドに入って生け贄の間で探索しているセバスチャンがカタコンベみたいな所でエイリアンの幼生の化石を見つけるシーン、確認していないので曖昧な記憶ですが、追加シーンじゃないかと・・・これ音声も追加で収録したのかな?していたなら声優さん達さすが凄いなと思ってしまうほど、声のトーンもセリフ回しも前後で違和感なし。私の記憶間違いかもしれません。
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01月20日(日)
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