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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■ぶれの無い演技(追記)
おまえら2日目、「日昼どす」と「日夜どす」のレポートは、明日の日付以降の日記に随時掲載します。
先に今日の日付の日記には、今日の夜に届いたCLOUDというFF7の本についてすこし。

CLOUD
電撃ムック本のVol.1(2500円)最近でたらしいです(笑)発刊日は2008年1月5日付けになっています。
表紙はCG版(おそらくFF7AC)のクラウド、衣装の質感が本物みたいな画像なので、なんとなくリアル。
FFシリーズのスペシャル宣伝画像が沢山入っているDVD付
FF7特集なので、キャラのCG画アートグラビア構成、声優インタビュー(撮りおろし写真大1ページぶち抜きとインタビューページに小さいのとで合計2枚、インタビューは1キャスト2ページ、キャラ紹介2ページで交互構成、掲載順番は、ザックス、鈴村健一、セフィロス、森川智之、アンジール、井上和彦、エアリス、坂本真綾、クラウド、櫻井孝宏、ジェネシス、Gackt)
その他、キングダムハーツやFF13などのFF派生ゲームの紹介、関連ゲームの紹介、関係街角紹介など、後半はFF7以外の記事もあり、紙質も良くとても綺麗な本です。ちょっと高いですね、半分の厚みにして1000円ぐらいなら尚良かったかと・・・

もちろんお目当ては森川さんのインタビューです。見開き左1ページがまるまる全身写真で右1ページがインタビュー。以前にFF7ACのムック本があったときと似ていて、演技の話がメインの内容で、読んでいてぞくぞくと鳥肌が・・・マニアックかもしれないですが、感動の内容でした。
写真は、BASARA祭で着ていたのに似てる黒いディザード革風のシャツタイプのジャケット(縫い目がほつれてるデザイン)、黒いTシャツ、ウォッシュ加工のブルージン、目が透けてみえるサングラス、クラウドみたいな綺麗な金髪。髪の色や長さから、時期的にはBASARA祭に近い?秋口ぐらいかな?男らしくキリッとした感じで写っています。
まず、上にある4行ほどの紹介文から、もう、ずいぶん素敵。
インタビュー内容ですが、森川さんがどういう考え(演技プラン)どんな気持ちでセフィロスを演じたかを語っていて、前回のインタビューよりさらに深い内容になっていたと思います。
「・・・声色を使って狂気じみた声にするとか、仲間が居た頃は声のトーンを変えるとかではなく、ひとりの人間が発する声として、3次元の世界をリアルに表現できたらなと。・・・」
とくにコレが一番深い言葉だなぁ・・・と思いました。
この文の前後にも重要なことを森川さんが言っていますが、あまりネタバレはまずいでしょうから、森川さんの演技に興味のある方は読んで損はないと思います。
この文章の中に、彼の役者としての自信と誠実さ、そして真剣さが読み取れました。それほどロングなインタビューではないですが、集約された文章の中に深いものが凝集されていて、驚きました。他の方のインタビューも読みましたが、森川さんと井上さんのインタビュー内容には、さすが声優としての年季が違うなぁ・・・と、ガクト君のインタビューはガクト君らしいなぁと(爆)。

今年は歌のイベントが大変にめじろ押しで、森川さんの本来のお仕事である声優というか役者としての彼のお仕事を評価する機会が例年にくらべるとやや少なかったかなって印象な1年だったのですが、最後に来てドカーンと衝撃を受けた気がします。
ルパンがクラリスを救出しそこなって撃たれておじいさんの小屋に運び込まれたとき(カリ城ですよ)、食べ物を無理やり食べて、吐き出しそうになるのも無理やりのどの奥に押し込んで、そのまま眠るシーンがあるんですが、昨日今日の3公演の森川さんてんこ盛りから、さらに帰宅しての役者森川智之を味わって、私も口から出そうになるほどの森川智之をのどの奥にぐっと詰め込んで、そのまま消化するために寝たい、そんな心境です。ファン人生でもこんな日はめったにないと思います。

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12月16日(日)
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