ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■殺されるなら、君の言霊で・・・
80年代から90年代初期のHM/HR好きとしては、ラップ調の曲というのは、あんまりなじみが無くて、はじめはどう楽しんだらいいのかわからなくて難しかったのですが、荒磯系の曲は、ラップが結構織り込まれていて、いやな感覚が無かったのですこし聞き込んでいるうちに、すっかり慣れました(爆)。超カッコイイなって思えるぐいらいに、ライブではグルーブ感があって痺れました。ライブか、ライブがカギというか、マジックなんだなって思います。
そんなわけで、度を入れためがねに黒髪の久保ちゃんこと森川さんと、2ヶ月で劇的にダイエットしてきて、森川さんと同じく超素敵になった時任こと石川さん、そして笑うととても人懐っこいカズニラこと西岡さんと、いっこうに名前がきまらないナイスなバンドの、荒磯&WAのライブへ行って参りました。
とにかく、実感、自分はライブが好きだ、三度の飯よりライブが好きだ(笑)。
私ごとですが、今日は結局、物販でパンフ購入後にパンを1個食べたきり、ライブ終わってパスタで燃料補給しましたが、ライブ中はもうぜんぜんお腹がすくどころじゃなかった、昼はなんだか舞台に立つ人とシンクロしているかのように緊張、胃が締め付けられて、終わった後には吐き気すらしました。なんだろう、とにかくもう、ライブはすばらしすぎました。超感動。
ライブの話をしましょう。
開演を待つ間、舞台にあるスタンドの高さの違いをチェックして、森川さんの立ち位置側にスタンバイ。
舞台からは結構近くて、森川さんや石川さんの表情が手に取るように判る位置、双眼鏡は一度も稼動せず。
客電が落ちると、生の影ナレで久保ちゃんと時任がセリフそのままに開演前の諸注意。ちょっとやんちゃでたどたどしい時任、すこし気だるげだけど、優しい口調の久保ちゃん。この段階ですでに観客のテンションは上り調子。久保時のライブなんだと実感そして、スクリーンにつぎつぎ映し出される峰倉イラスト、そしてバンドメンバーが配置について、イントロが流れ出す、歓声が嬌声に変わる、黒髪にめがねで登場した森川さん、そして黒い皮手袋で時任を演出する石川さん(びっくりするぐらいこの人も細くなってる)。
そしていきなり、CDさながらの曲が始まった
すばらしい、集中力、昼は森川さんがかなり緊張していて、すこし動きもぎこちなかった、たぶん二人とも緊張していたかんじ、それでも最初にノンストップで3曲歌い進むうちに、どんどん自分達の世界へ没入していく、そして音楽を通してしっかりと伝わってくる二人の情熱、魂、込められた言霊。
友人が一言、この人たちは本番に強いよね。確かにそうです。今回、石川さんのブログなどで間接的につたわった情報からリハーサルを何回も積んできていて、二人とバンドや関係者の意気込みを感じましたが、峰倉&西岡ソングはとにかく歌詞が難しいし歌メロが複雑。事前の予習では、本気で大丈夫なのか心配していたのですが、杞憂でした。この人たちは本当にライブというものを知っているという感じがしました。最初こそ観客もステージも手探りな感じがしましたが、すぐに乗せ側も乗せられ側もテンポを掴んだ感じ。ロケパンのときのような、激しい勢いのノリではなく、じっくりと作品世界の具現化みたいな空気を帯びた、しっとりとした大人なノリのライブ。ときおり二人が見せる掛け合いがドラマのセリフのようであったり、特に森川さんがふと久保ちゃん声になって喋ると、正直、脳天が痺れました。
声は昼より夜の方が出ていましたが、音響の調節の問題だけかもしれません。歌詞がむずかしく、時任な石川さんが捲くし立てるラップの調べに感動しつつ、じっくりと歌い上げる森川さんの綺麗な声に酔い、そして二人の美しいハーモニーに酔いしれる。曲と曲の間の二人のMCは声優さんならではの面白さもあって笑いも絶えず、楽しくてカッコよくて痺れるライブでした。最高です。DVDになるので、見に行けなかった方々にも、来年の3月21日以降には、同じ感動を味わってもらえるので、嬉しい限りです。
それにしても、二人とも、上手かった。本当に歌の聞かせどころを知っていて、最高にすばらしかったです。
なんだかほうけてしまって、なかなか寝れそうにないです。
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11月25日(日)
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