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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■台風一過
今日はやむなく移動してきました、明日から横浜なんで・・・(爆)
とりあえず、仕事はPCで出来るので・・・でも腹が立つ事件が勃発していて、ちょっとクールダウンしないとやっていけない気分になったので、午後から仕事はなしにしてマッサージへ(それで良いのか?笑)
森川さんも午後はヘブンズの事務所に居たのかな?お仕事情報が更新されてました。
BASARA祭りの件、森田君とのBASARAラジオの件が告知されました。あと、「貴族探偵エドワード〜銀の瞳が映すもの〜」にシーヴァ・アトウッド役で主演とのこと、このドラマCDは今週収録したのかな?どんな作品か楽しみです。

さて、アパートの郵便ポストに突き刺さっていたDVDを見ました・・・

「ママの遺したラヴソング」(原題 A LOVE SONG FOR BOBBY LONG)
2004年アメリカ120分

パーシー:スカーレット・ヨハンソン(斉藤梨絵)
ボビー・ロング:ジョン・トラボルタ(江原正士)
ローソン:ガブリエル・マクトもしくはゲイブリエル・マック(森川智之)

母の死の連絡を受けてマイアミからニューオリンズに戻ったパーシーは、高校にも通わず、ボーイフレントと惰性で暮らしていた。母親の葬式には間に合わず、母親の家には、元英文学教授という飲んだくれのボビー(トラボルタ、老け演技)とボビーの元助手で今は親友だという青年ローソン(同じく飲んだくれだが、作家らしい、ボビーの伝記を書いている)が母親の家に住んでいた。しかも彼らには遺言で住む権利があるという。亡くなったパーシーの母親は元歌手で、ボビーの他にも彼女を愛していた男や友人達が、近所のトレーラーキャンプで暮らしている、そんな町。
はじめ反抗的だったパーシーも、母親の家でこの謎の飲んだくれ男達と同居するうち、だんだんと自立の自覚に目覚め、学校へ通うようになる。この謎の飲んだくれオヤジども、特に口うるさいボビーのことが疎ましいのに、なぜか憎めず、だんだん3人は家族のようになって行くが・・・・

ニューオリンズが舞台、あの壮絶な台風の惨事がある前に撮影されたのでしょう、この登場人物たちがどうなったのかなぁ、死んだかもしれない、なんて考えてしまう。結構底辺で生きる人々を、暖かい視線と、緩やかな人間関係の素敵さを描いていて、コレでもかという押し付けがましい人間関係の強要ではなく、なんとなく自分に素直で忠実に生きながらも、さまざまな人生の不条理に直面して悩み苦しむ、でも結局はそれをなんとか前向きに乗り越えて(時が解決してくれる場合もあり)そして最後には心の平安を得ていく、そんなお話です。監督が女性のようで、全体にアンニュイな空気とはんなりとしたゆるい時の流れの演出が、全体に淡々とした印象を与えて、最近アクション系を見すぎたせいで、最初しばらくはもどかしいというかテンポがつかめずだったが、テンポになれてしまえば、じっくりと描く人間関係が魅力的でした。
メインの3人、トラボルタとマック(マクト)そして美形のスカーレット・ヨハンソン。それぞれの役者のも力をかなりじっくり味わえる、それほどにこの3人の物語になっています。劇中で何度か出てくる、トラボルタの生歌が、これまた、渋く素敵。

ガブリエルさん、ネットですこしだけ調べました。
リクルートとアメリカンアウトローでコリンファレルと共演してます、一味かな?(笑)3〜4番目に名前があることが多い、目だった部分はないけど、地味に主役を引き立てる魅力的な脇役タイプなのかも、1972年生まれで森川さんより少しだけ若い。典型的なアメリカの青年で、実は顔立ちはぼちぼちの私好み(爆)。
本作では、ナレーションというかモノローグも担当していて、ローソンがボビーのことを語るお話という演出になっているので、森川さんはかなりのシーンで出ずっぱりに近いです。ファンとしては、めちゃくちゃおいしい1本。

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09月07日(金)
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