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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■ごめんなさい、私それ知ってます(爆)
七色仮面
もしかすると、今の世代の方々にとっては、それ何、そんなのあったのっていう感じの作品。
月光仮面はアニメでリメイクもされたりして、結構30歳ぐらいまでの人なら、記憶の断片があるかもしれない(すみません、実写の記憶の断片があります、白状します、笑)。まあ、昭和30年初期の子供向け作品としては、一番有名ですし、さらにそれよりも昔にヒーローだった白馬童子の現代版として有名になった人気作品だから・・・七色仮面はいわば、月光仮面がウルトラマンなら、裏のミラーマンに相当するのではないかな?あるいはスペクトルマンといったところか?まあ、ずっと古くから人気はあったけど、それほどメジャーではなかったと思いますが・・・でも、スミマセン。おじさん、おばさんは、みんなその名前を知ってます。(爆)
私が子供のころにTVでやっていた、そのころの(強調しよう)そのころの”なつかしのヒーロー特集”なんかでは、月光仮面、怪傑ハリマオ(これは知らないと言い張っておこう)、七色仮面(あの全身金色おじさんと呼んでいたのは、ひ・み・つ)が頻繁に紹介されていました。
そういえば、科学忍者対ガッチャマンの元になったとひそかに言われている、忍者部隊月光という実写作品がありまして、これが大好きな幼稚園児でした(爆)

昔話はそのくらいに・・・でも、”でんでんでろりこ(だっけ?)・・・”のようなキテレツな歌詞の主題歌ですが、森川さんが颯爽とヘビメタロックアレンジに乗ってパワフルに歌い上げていて、妙な歌詞をねじ伏せるカッコよさですが、きっと歌いながら(彼も後の世代なので)変な歌詞だなぁといぶかしんでいたに違いないのですが、あの当時、昭和30年代初期のTV黎明期(すみません、すみません、あんまり古くて、すみません・・・汗)では、この手の歌詞や童謡のアレンジのようなメロディが違和感なく社会に受け入れられておりました、オリジナルアニメ「どろろ」(最近リメイクされたらしい、マジ?)の主題歌も”ほげほげほげたらほげたらぴん”で始まりますから(ああ、懐かしい)。

そんなわけで、なつかしの子供ヒーロー特集番組のおかげで、主題歌とか姿は覚えておりますが、さすがにどんな話の作品だったかは、皆目検討が付かないので、違和感なくドラマCDの方が楽しめました。携帯電話もつかっていたし、まあ、ストーリィは完璧に現代アレンジでしょう。
発売頃に聴いたりブログをめぐったりして読んだみなさんの感想のとおりに、本当にかわいそうな話で、カメレオンはこれでもかというほど悲劇の少年で、それを石田さんが熱演しておりました。ドラマCDで悪役の置鮎君というのも、私にはめずらしくて、なかなか良かったですねぇ。
何より、一瞬中井和也かと思ったほどの低音だったひーちゃんこと檜山君、相方の森川さんと別録りだったのが残念。なかなかぐっと来る演技でした。うえだゆうじ君のすごい声と演技にもびっくり、かれこそ声優界のカメレオンみたい、声のヴァリエーションは無限大ですね。
折笠さんは、相変わらず品のある良い声、若いし(笑)総理や大臣役のおじ様たちも吹き替え等で大好きな方々、豪華なキャストでした。そして一番の名演技だった石田君の次に沢山しゃべったであろう、遊佐君と主役の森川さん、この二人の組み合わせで収録したのも、掛け合いが一番多いので(石田君と置鮎君の組み合わせの別録りも納得の組み合わせ)抜きでも演技がしやすいようによく考えられた収録になっているのに、感心。フリートークが結構長めで、面白かったです。
森川さん、基本的に、かなり喉はお疲れで収録していたんじゃないかと思います(仕事しすぎだなぁ)。
でも、演技は、なかなか良かったですね・・・典型的な正統派の良い人で出来る男、探偵でありヒーローである人、その秘密を知るのは遊佐君演じるSPの高木、終始まじめ(ちょとうぶ)という役で、遊佐君にはめずらしい感じでした。

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08月30日(木)
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