ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■聴いた順番がまずかったかも・・・
今日は九州です、あったかいですねぇ・・・お城の有るところ、すぐ近くのビジネスホテルから書いてます。
昨夜はいろいろと選り取りみどり森川さん状態でして、とりあえずいくつか消化(笑)したので、感想第1弾。以下は観た(聴いた)順です。

(以下、一部誤字脱字修正しました)

冬の蝉OVA1巻
なかなか、予想よりも綺麗だったのでひと安心しました。
作画は春抱きに比べるとかなり上のレベルですが・・・アボルダージュのシーン、やたらにちょんまげ頭が沢山で、かなり気になってしまって、思わず爆笑。シリアスな気分が・・・・どうにもあのシーンはちょとっと・・・
メインキャラ二人のアップは原画の構図や原作者の絵が参考になるのか、かなり綺麗だなって思えるシーンも多かったですが、引きの画面では、なんだか構図が平凡というか、もうすこし劇画タッチにしてほしかったシーンもちらほら・・・全体の出来は作画50点音響80点演技95点構成脚本80点という感じです。
脚本的(演出的?)には、声優さんが最後のコメントでも触れてましたが、掛け合いの間の取り方が結構上手くて、なかなかきちんとした台詞劇になっておりました。そして森川さん三木さん森久保さん他のかたがたの演技もなかなか良かったです。長州の討伐隊幕僚会議で草加がほぼ標準語なのに対して、大将がものすごい土佐弁なのがリアルでした。まあ留学帰りとそうでないもの(草加は江戸詰めだったし)というコントラストかな?
森川さんも三木さんも本当に集中していて、細部までキメ細やかな演技で・・・すばらしかったです。
演出での惜しむらくは、エンディングの入り方が唐突だったこと、あと作画では色指定が一部妙な感じがしました、もっとトーンを統一して江戸時代のひなびた感じで統一するか、暗めのトーンが良かったではないかと、たまにシーンによって色鮮やか過ぎて・・・
でもとりあえずは、2巻目3巻目に期待。
岩城さん(CV森川さん)が歌うエンディング、こうして改めて絵付で聴くと良い感じですね。
できれば、イントロを物語の途中から始めて、1番は草加のバックで、1番の後半からテロップにって感じで演出してほしかった気が・・・
全体に、やっぱり30分では短くて物足りない、せめて60〜70分x2巻にしてほしかったなぁ・・・お話的にも30分x3は盛り上げにくいのでは・・・今回も切りどころ微妙だし・・・(けっして文句じゃないです)

スレイヴァーズヌード(BLCD)
超絶美形の深窓の令息な柊一様(櫻井君)を奴隷といいながら溺愛している、実は使用人であり、しかもお坊ちゃまに代わって辣腕を振るう若き会社社長の冴木(モリモリ)の二人が、勝手な双方の思い込みで(というか柊一が鈍感もいいところなんだけど)すれ違ったかと思えば、周囲の言葉で事実に気がつき、とうとう分かり合う一歩手前のニアミス状態まで到着、二人ですごすクリスマスはとてもとてもしめやかで厳かで濃厚な愛の交換でした。自分の気持ちを素直に打ち明けられないゆがんだ冴木も凄いですが、まったく彼の態度や行為を愛情からだとは気がつかない柊一様は天下無敵です。
有る意味、これは相当に王道のBL作品(ファンタジー)です。
主演の二人の演技の上手さは別格。特に攻めの帝王である森川さんの、もっとも正統派の低音声、なおかつその台詞回しは流麗かつ丁寧語の嵐(でもたしか御本人は丁寧な台詞は苦手って、エルンストなど、でもそんなことこれっぽっちも感じさせないです)。やはり帝王の名をほしいままにして現在も君臨していることを皆に知らしめている一本とでも言うべきか?今のポジションを誰にも譲るつもりのないことを他の攻め系の役者さんに見せ付けてるのではと疑ってしまうほどに絶品です。

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02月27日(火)
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