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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■若さまを何と呼ぶのが好感度アップ?
え・・・攻略本もなにもなしにいきなり始めてしまいましたときメモ2。
なぜか後ろで旦那が、雑誌を読んだりインターネットをしながらずっと観ております。乙女ゲーがどんなものなのか知りたいのかな?ふと気がつくと、ハナちょうちん(死語)で寝てました(笑)
あれれ・・・と思っているうちに陸上部を首になっちゃうし、若チャンの課外授業に出損なったり、いろいろな紆余曲折があるのですが、とりあえず修学旅行でおそろいのストラップをゲット、なんとなく親しくなって来ました。でも下校時に誘っても断られる事が多いのよね・・・やっぱり最初からやり直そうか・・・とりあえず1回は卒業してからかな?つづきはまた数日後(明日はたぶん忙しいし帰宅も午前様になりそう・・・)
ゲーム始めるまえに聴けなかったサンプルボイス3番目を、今しがたやっと聞きました。長めのセリフ、私もこのしゃべり方、激つぼです。「みなさん」ここのブレスの入れ加減、息が長めに抜けてやたらに余韻があるのと、切る音の高さが絶妙。「静かにしましょぅ」ここも抜ける息「しょぅっ」の部分にやたらに色気が(笑)「それでわぁ・・・」ここでの「わぁ」は犯罪的に色っぽい「なにか・・・」この「か・・・」の音の高さと息の抜き方が森川さんらしい「質問はありますか?」最後まで手抜きなしの完璧なセリフ回し「か?」の切り方の息にまで抜ける色気がそこはかとなく・・・若さま最強。
あと「ピンポンですか?」は本編中べつの場所でもつかってますね。
3つのサンプルボイス、どれをとっても一部のスキもなし。そして本編も同様、とても穏やかでキュートな担任の先生ですねぇ・・・
森川さんのどこをどうしたらこんなキャラが生まれ出るのか?自分の中でキャラを創造するのではなく、彼のイメージする若王子を演じているいう森川さんの、この声を出しているときの彼自身は、どこか高いところで客観的に観ていて、綺麗に総てのセリフの抑揚から息の抜き加減をコントロールしているに違いない。それゆえに、このおとなしい系のキャラは実に周到な魅力を放つ、近い印象は(役の雰囲気や声の出し方は全然違うのですが、演技のアプローチが似ているという点で)時久保の久保ちゃんではないかと。
実は、2002年9月に発行された荒磯のパーフェクトガイドなるスペシャル本を手に入れた。荒磯OVA化にあたっての、キャラデザインやらアニメの場面の紹介やら原作者峰倉氏の原画やイラストなどなど、いろいろな時久保の絵と文章がちりばめられたコミックサイズのフルカラー本です。
真ん中辺には、峰倉氏直筆のまんがによる短いアフレコレポートがあったり、すこし長め(写真込みで6P)の森川&石川対談インタビューがあったり(メガネをかけた森川&石川両氏の写真も一緒に掲載されてます)が面白い。
インタビューでは、メインのCV二人の作品解釈の深さが、これまた興味深い内容でした。それと、監督さんや脚本家さんのさまざまなコメントがあって、中でも荒磯の脚本家の渡辺麻美さんのコメントが興味深い。
彼女によれば、ドラマCDを始める時、以前からの仕事でつきあいがあって演技傾向を良く知っている石川さんを時任に最初に決めて、彼(すなわち石川さんの時任の演技)を基準にしながら脚本を書いたとのこと。
他のキャラの演技は、ほとんど現場の役者の解釈に任せたが、久保田らしさを出す上下振幅のない表現は、シナリオでは書けない部分(文章では雰囲気を伝えるのは難しいという意味ですね多分)で、この部分のキャラクターの構築は、森川さんの大手柄と書かれています。
収録現場での原作者とのやりとりの中で、森川さんが自分で掴んで構築したものとの事。この部分を読んで、WAでの久保田のしゃべりを思い出してちょっと鳥肌が・・・。
アフレコ現場レポートでの、峰倉さんの久保田の声と演技への惚れっぷりからしても(WAのドラマCDのレポートやインナーのコメントから)森川さんが構築した久保田というキャラが、その後の原作者や脚本家の表現にまで影響を与えているとものと思われます。
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08月06日(日)
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