ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■アニメいろいろ
ユーリはジュリアの魂を受け継ぐ者だから、だからコンラッドはユーリを特別に思っているのか、命を賭けて護るのか・・・ある種の答の一旦を知るエピソード。ユーリを誘拐し、再び戻って来たバンダビーヤ島で、計らずもアーダルベルトは、ユーリの中にジュリアを見た。
コンラッドは、ジュリアの魂を運んで、ユーリという小さな命の誕生の瞬間に立ちあったことで、ジュリアの志を理解し、事実を受け止め、自分の心のよりどころを魔王を護るという目的で昇華したんだろうなって思わせてくれますが・・・アーダルベルトは、自分の力の及ばぬところで失うことになったジュリアの死が納得できないため、彼女の魂に惹かれ続けていて、事実が受け入れられなかった・・・目の前でユーリと話すまでは・・・
マ王のオリジナルエピソードとしては、このジュリアの魂編3部作が、この少し前のグエンダルとコンラッドの父親のエピソードと並んで、際だって秀逸な演出と仕上がりです。(本当の事を書くと、もうすこしなんとかして貰いたい部分も多いのですが・・・)
先々週と先週がアーダルベルト納得編、そして今夜が大地立つコンラートということでジュリアとコンラッドの関係のユーリ理解編。
もういっちょ踏み込んだ脚本にして欲しかったのですが・・・オリジナル故にアーダルベルト、コンラッド、ジュリアの関係をはっきり明確にする事は出来ないので、あとは見る人の想像にお任せ・・・という事なのか、あくまでもどろどろではない綺麗な人間関係にとどめるためなのか・・・。どうしたって、一人の女を命を賭けて愛する男が二人居れば、それなりな事が起きてしまうわけで・・・
なんとなくアニメ的な表の筋を追った解釈では、ジュリアの愛のベクトルは、コンラッドへは彼の思いを知った上での親友、アーダルベルトには愛すべき家族という感じかなぁ・・・
特に、今夜オンエアーした大地立つコンラートのお話は、後に語られる凄惨な戦いへと赴くグッテンベルクの騎士団の、今まさに死地へ出陣するというその場にユーリを立ち会わせて、ジュリアが味わった無力感をもう一度ユーリにも味あわせるという手の込んだ伏線なんだけど・・・実際に戦争になってしまったら、魔王でも無い限り止めることが出来ない、愛する者達の死を見送るしか出来ない、だからこそ、生まれ変わって魔王になることをジュリアが受け入れたのであり、ユーリは自分の意志を貫かねばならないとう事に気づかせるエピソードなんだと思うんだけど・・・これがシリーズ後半に生かされてるとは全然思えないのが、はなはだ不満なシリーズ構成です。脚本の意図が、ぜんぜんぶれちゃったまま、終了してしまって・・・箱の顛末にこだわりすぎて、ジュリアがユーリとして生まれ変わった意味はまったく生かされずに終わったし・・・。作り直してほしいなぁ・・・。
ところで、もう一つの不満、ユーリが過去へ魂トリップして目覚めてすぐに、そばで穏やかに微笑むコンラッドを見た時、コンラッド・・・とつぶやくユーリの気持ちはどうだったのか、声のニュアンスではなかなか判断がつかない感じで、3部作通して、結構泣かせるエピソードだったわりには、結論を思いっきり濁されたなぁって感じです。
しかし、やはりこの一連のエピソードを見てしまうと、どうあっても見る者はコンラッドに転げてしまうしかないような演出。彼の過去から背負っているものが判ると、その優しさが痛いぐらいになってしまって、ユーリじゃなくても堕ちゃうなぁ・・・森川さん声もセリフもステキすぎるし・・・笑。
ゼーガペイン
今週のエピソードは泣けました。魂のレベルまで愛し合っている二人が、片方だけになってしまうと判ったとき、片割れは一緒に消えることを望み、片方は自分の分まで生きて欲しいと望む、そんな切なく悲しい話。じわじわと感情の波が押し寄せる筋立てになっていて、思わず最後は涙が滝でした、ヤラレタ・・・今までは主人公の演技がへたくそなせいと、人物設定が類型的すぎて、ちょっと引いて見ていたのですが、ここに来て人物描写がぐっと魅力的になって来ました。やっと本筋も見えて来たし・・・
涼みやはるひ
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06月15日(木)
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