ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
[858150hit]

■俺はおまえが居ないとだめなんだ・・・
ユニコーン・キラー
森川さんのお仕事情報ロケットクィーンに記載されていたので、早速探して注文したのが今日届きました。
外箱に吹き替えキャストなし、中のフライヤーにもキャストやスタッフ情報なし。これじゃ主演された御本人に教えてもらわない限り、ちょっと判らないですね、なにしろ森川さんがいままで吹き替えを当ててきた俳優さんの雰囲気とは相当かけ離れています。よもやこんな年齢不詳な風貌の、そしてこんな雰囲気の役をやるなんて・・・役者としては面白かったと思いますし、どんどん幅が出てきたのが判って、ファンとしては感慨ひとしお。二日続けて、またまたぜんぜん違う雰囲気の役を観ることができました。
さて、森川さん演じるアイラ・アイラホーンはヒゲだるまのむさ苦しい長髪、けっしてイケメンでもなんでもないが、実在した有名なヒッピーの活動家。弁が立ち、頭の回転が速く、情報通で知識も見識もあり、自信家で、主に講演活動や大学の特別講座で活躍し、各界に友人知人を多く持つ有名人。うねるように快活に喋り、気さくで感じの良い物腰、その弁舌の魅力で女にはもてもて、御本人も女の人大好き男、ここは森川さんのやる役としてはぴったり(笑)すこし低めのうねるような声音、きびきびと自信を感じさせるしゃべり口、時に優しく、ときに冷酷で強引、そして泣き真似もして見せます。弁舌の時は声を響かせて、普段はわざとナチュラルに、うまくコントロールして強弱をだしながら、そして彼の本性が現れると、さらに声が低くなって・・・驚いたのは生の役者さんの声の方が森川さんの普段の声に近くてやや高め、でも森川さんの演じるやや低めのうねり声の方が、役の雰囲気がよく出ていました。監督さんと調整したのだと思いますが、この高さで最後まできちんと演じ通せるのが流石声優さんだなぁって感心。
そして、これは実話らしいので、物語に矛盾も、奇をてらう強引さもなく、かなりストレート。浮気者で自信家で活動家なアイラと、彼が愛した支配した女性ホリーとの複雑な関係を描きます。
アイラの矛盾し屈折した本性は、活動家に憧れ恋人になったホリーの前でしか見せない。長年の恋人関係に亀裂が入ったのは、アイラがホリーの自尊心を徹底的に傷つけたから。しかし自己顕示欲と支配欲がおさまらないわがままなアイラは、彼の元で長年耐えていた大人しく優しいホーリィーが彼の元を去ることを決して許さない。そして彼の元を去ろうとしたホリーがある日忽然と消えてしまう・・・家族が執拗に彼女の失踪の行方を捜し、やがてアイラ本人のアパートのクローゼットの中の大型トランクケースから腐乱したホリーの死体が、家宅捜索によって発見される。しかし容疑者アイラが実際に手を下して殺したという物的証拠が無く裁判は難航・・・
キングコングですっかりスターダムにのし上がったナオミ・ワッツは、どこかニコールキッドマンの毒気を抜いた雰囲気があって、心優しく従順な控えめな性格が災いしてアイラの手の中から逃げられない。そんな役が似合うんだなぁこれが、芯は強そうなんですが・・・お姉さんのメグ役の役者さんがステキでした。
これ、たぶんテレビ映画ですね。一応1999年アメリカ製作になってます。発売が4月28日だったらしいので、吹き替えは今年にはいってからかな?森川さんの声の雰囲気からもそれほど前ではないと思います。
特典にキャストが6人だけ出ていましたので記して置きます。
ホリー:ナオミ・ワッツ(川崎恵理子)
アイラ:ケヴィン・アンダーソン(森川智之)
フレッド(ホリー父):トム・スリケット(稲葉実)
メグ(ホリー姉):ケリー・オーウァべイ(石塚さより)
ソール(捜査官):ブライアン・カウィン(長嶝高士)
バーバラ(アイラ支援者?):ミミ・カシク(瀬尾恵子)

こういう役が増えてくれると、ますます外画をみるのが楽しくなります。
05月24日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る