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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■凄かった
亡霊の演出は、ねずみーランドの某幽霊屋敷そのまんまがさらにリアルになった感じで、これまた夢に見そうな怖さです。あと、未来の精霊が出てくるシーンはとことん夢の中のようなデフォルメで、これまた夢に見そう(どれも悪夢系なのですが・・・)。
小さい子には教訓としては良いですが、3DCGのリアルさもあって小さすぎると泣いちゃうかもしれません。説教じみた内容なので寝ちゃう大人も居るかもですが、私は画面に釘づけになって楽しめましたが。

ディケンズといえば、大学の2年か3年のときに、工学部でも受けられる文系学科(英語2の選択授業)で英文学を受けたとき、授業の教科書が大いなる遺産だったので、1年かかって原文を読んだ記憶を思い出しました。あの時は古いイギリスの文化や世界観そして言葉の言い回しなど、難しいことばかりで、単位をとるのに必死になった記憶がよみがえってきて、すこし胸がもやもや。

劇場で観た予告編に来年公開の不思議の国アリスかな?監督がティム・バートン、そして最近ではタッグ率ほぼ100%のジョニーデップが帽子屋さんがという、しかも声が平田さんで、うおうとなりました。
いきなり予告編から呼ばれちゃう平田さんジョニデも99%フィックスなんだなぁと実感。
(最近で例外はチャリチョコ、DVD藤原さんTV宮野マモ君でしたが・・・これはかなり例外例、ちなみに若い頃のジョニデ作品を2本だけ、森川さんが吹き替えしています)

夜はずっと、新しいスタートレックのBD版日本語吹き替え版を見ながら脚本翻訳間違い・解釈の相違点などを旦那と指摘し合っておりました。
BD版には2枚目にDVD版より沢山入っているメイキングやインタビューなどが充実していて、作品好きにには本当に凄いおまけ特典で最高に楽しめました。中でもNG集に大爆笑。
このメイキングなど特典映像で判明したのは、脚本家二人のうち一人と音楽担当とサウンド効果担当の人、あとアートワークの一人が、こてこてのトレッキー(スタートレックの熱心なファンの意味です)。
それとキャストの中でもマッコイ役のカールがこれまたスタトレの大ファンで、自分から役が欲しくてアプローチしたことが判明。
一方で監督と衣装の人はまったくファンではなかったというのが面白い。今回の成功の秘訣がここにあったと思います。新作としてまっさらな状態から見ている人も、40年以上も前からつづくオリジナルの大ファンであるトレッキー(我が家にも二人居ます、爆)を大満足させ大興奮の坩堝を落としてくれたりと、新旧のバランスが絶妙ですばらしい作品になった、成功の秘訣だったと思います。
その分、裏方というか世界観やイメージや作品の印象を作る部分の細かいこだわりが必要な部分にはしっかりとトレッキーが居て、旧作のだめだめだった部分、連綿と続いてしまたからこそ打ち破れなかった泥臭い部分(テンポの遅さなど)をファンじゃなかった人たちの第三者でしかなしえない部分の貢献によって、過去のトラウマを打ち破ってくれている秘訣ではないかと思います。
削除シーンや予告しか使われなかったシーンのセットのこだわりなど、これは仕上がった作品ではめお金がかかった作品だと理解。

こうして書き出したら収収集がつかないオタクな自分に驚きつつ・・・

11月14日(土)
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