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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■吹き替えキャストに期待
ということで、南の火山島に居ります。今日はあまり良い天気ではなくて、午後からずっと雷がピカピカ、ゴロゴロ。ホテルのあたりは海から吹く風の影響で一年中ほとんどシャワーぐらいしか降らないのですが、山の方と島の西の方は黒雲が覆っております。夜中になってもずっとゴロゴロ鳴っています。めずらしい天気です。
フライトは順調でした。
なんと私の斜め前に某有名女優(昔アイドル)KKさんが一人で乗っていて、日本から飛ぶ1日1便の唯一の直行便のため、ファーストクラスがないので、私ら庶民と一緒の席でした。旦那の世代のアイドルなので、旦那はかなり喜びつつ、おばさんになってしまったのに、一喜一憂しておりました。
大体出発ゲートで乗り込む前にお客さんの何人かを呼び出すアナウンスがあって、まさに彼女の名前を呼ぶわわけです(なにか連絡があったのか、特別待遇の確認かなにかだと思いますが)そのとき、旦那と私はてっきり同姓同名の別人だと思って、KK、KKと連呼して遊んでおりましたが、ご本人の登場にばびぶべぼでした(笑)。元アイドルさん南の島へお一人で何をしに?お仕事ですか?彼氏と密会(たしか×1のはず・・・)
というのはさておきまして(私は自分の好きな人以外の有名な方々にはときめかない醒めた女なので・・・笑)
機内映画をあてにしていなかったのですが。何本か新らしめのを上映していました。
「ライラの冒険〜黄金の羅針盤〜」
吹き替え版は、過去に何度も遭遇している距離感もへったくれもなくだみ声を延々と張り上げる、例のへたくそ劇団チームの再来でした(TT)。なので、おそらくDVDにはもっときちんとしたキャストが入るのではないでしょうか?日本語版同時上映でしたっけ?主人公の女の子、絶えられないほどのへたくそではなかったのですが、脚本が悲惨(そういう意味では日本語字幕も微妙だった)ので、1/3ぐらいからは原語で見ました。イアンマッケランやクリストファーリーなどの指輪やスターウォーズでは常連の仲間の魔法使いやラスボスが似合うおじさんたちが、がんばっていました。ニコールキッドマン(今回はじめて、老けたなぁと実感)が、さえずるカナリアのような綺麗な美声で、主人公のライラの見方か敵かを惑わす謎の役どころを、上手く演じていました。まあ、ラスボス臭がぷんぷんなんですが、その真逆の可能性も捨てきれないところに、面白さがあります。
世界設定が、すでに現実世界ではなく、どこかの不思議な異世界であり、自分の魂の器である伴侶デーモン(発音ではそう言っています、日本語訳と表記ではダイモン、子供のころは形状が定まらず、猫にも鳥にもイタチにもねずみにも変化する相棒)を誰もが持っている世界。そのデーモンを子供のうちから切り離そうとする実験が密かに進行、それには教会と権力者たちの陰謀が隠されている・・・
世界設定は相当に面白く、おそらく原作を読むとかなりのめりこめるのではないかと思える作品ですが。
脚本がベタ過ぎて(機内版の日本語版はそれに輪をかけて作品世界を滅ぼしかかっているように見えました。)
どうにもストーリィがエンターティメントとして上手く構成できていないのが、最大の失敗。せっかく綺麗なCGを使っているのに、勿体ない・・・それにしても、全体に画面が暗すぎる・・・
後ひとつ、ライラが鼻もちならない"私が私が"キャラ(子役がそうなのかも)なので、見ていて感情移入する相手が熊しか居ない、ヒーローもこのよろいを着た熊さんですが・・・それにしても吹き替えひどかったなぁ。
他には「アイアムレジェンド」「魔法にかけられて」(主演の王子王女の吹き替え担当、歌も演技も上手いです)他沢山やっていましたが・・魔法を30分程見て寝てしまいました。
web拍手と暖かいメッセージありがとうございます。しばらく島でのんびりさせていただきます。
04月27日(日)
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