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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■惨敗・・・
エロの回数は多いのですがシーンは短め、ただし一番の聴かせどころではしっかり濃厚にじっくり熱演な皆様、随所になまなましいセリフや会話があり、原作漫画で読んだ時より、セリフで聴くとインパクトがあります。
そして・・・ジャックとジェラール、男娼とジェラール、ナタリーとジェラールとアマルリック、ジェラールとアマルリック・・・結構いろいろな組み合わせのベッドシーンが出てきますが、特にジェラールが若き日の3Pシーンは役者さんの上手さに脳天が痺れました。
DISK1,2はびっちりドラマ、DISK3はジェラールとジャックの交互の朗読とサントラ(?)とフリートーク
音楽が世界観と時代感に非常に良くマッチしていてさすが、とても良い感じでした。
収録は二日間に渡って行われたとのことです。
どっと泣かされるシーンではないですが、セリフを聴いてぞくぞくぞくっと鳥肌が立つシーンが有りましたし、やぱりちょっと涙が出そうになるシーンが2カ所ほどありました。朗読でも同じシーンが出てきましたが、こちらの方がじわじわと沁みる印象になります。
正直、2枚組にしてくれて、作品の主要エピソードは網羅されているので、登場人物の心の動きや変化が自然でした。とても原作の雰囲気が生きていたと思います。朗読は、ドラマ2枚組を一気に聴いたあとでは疲れてしまい、私は少し時間を置いて聴きましたが、ドラマの内容を補填しているので、小冊子などがおまけで付いてくるよりも濃厚なおまけの様に感じました。某ケダモノシリーズのおまけコントドラマとは違って、声優さんの朗読の上手さも味わえて、正統派なおまけみたいで素敵ですが、さすがに一気に聴くには量が多すぎます。
フリートークは、過去のものとあまり変わらずで、演じた感想がメイン。熱演して疲れている役者さん達に、それほど負担にならないボリュームでした。このぐらいがちょうどいい感じだ思います。
そんなわけで、どうなるのかなぁ・・・と思っていた新レーベルの記念すべき1号作品ですが、作品を大切に、より舞台中継のようなライブ感を持たせた演出であるように感じました。時に声優さんのセリフが少しよれても、その前後のセリフの勢いとシーンの雰囲気が良ければ、そのままNGも修正もせずにしています。
とにかく、これでもか、というほど、いろいろな森川さんの演技を堪能できる一作になっています。
自分の名前を冠したラジオもそうだし、春抱きとこのジェラールとジャックは主役で出ずっぱり、ベルレーベルは、当面軌道に乗るまでは森川さんが表看板で引っ張るのかな。
ファンには嬉しい出来でした。
04月19日(土)
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