ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■キーワードは記憶喪失
ドSな歯科医で香港マフィアの大ボスの御曹司である一明と、美形で気の優しい大学生の蓮太郎は、ラブラブの関係にはあったが、一明のドSぶりのエスカレートのせいで、ある日事故が発生、浴室ですべって頭部を強打した一明は記憶を失い、すっかりまじめで穏やかな人に変貌してしまう。最初は歓迎していた蓮太郎だか、だんだん元の一明が恋しくなる。そんな蓮太郎のアパートへ一明が訪ねてくるのだが・・・
後半はがらりと変わって、李と秀華のエピソード。どうして李が秀華のそばに仕えるようになったかの過去の回想シーンや、李の態度や家族の思惑に腹をたてた秀華がやけになって、感情的になったまま車を飛ばし過ぎた結果、大事故を・・・

後半の成田さんと緑川君の演技は、ちょっと目頭が熱くなりました。素敵で切ないお話。前半の一明と蓮太郎は、切ないシーンを含んでいるのにもかかわらず、どうもきっかけのせいか、笑えてしまうというか、後半のカップルとは違って、結末が想像がつくのがちょっと物足りない感じです。
それにしても、櫻井君の演技に磨きがかかって来たというか、モノローグがもの凄く上手。
一方の森川さん、記憶を失っている時の演技が、これまたものすごく魅力的な別キャラで、復活シーンでのコントラストが凄い、監督のA氏が唸るだけのことは有りました。それプラス、後半では大学生な一明(しかもしっかりマフィアの御曹司然としている)やすこし大人になった一明など、年代を追って大人な雰囲気を含ませているところが、非常に聴く方も楽しくて、上手を味わえます。メインの4人の実力が拮抗しているだけに、お話の内容はともかく、非常に聴いていて心地よく、惹きつけるものがある作品に仕上がっています。

特典CD
メイン4名の出演者がアドリブ大爆発で、全員ぶち切れていました。爆笑を通り越して、1回目は聞き耳ずきんになってしまい、呆然としておりました。即リピートした2回目でやっと爆笑できるぐらい聴くこちらも心の準備ができたというか・・・心の準備ができないままコレを聴くと、脳が破壊されて一瞬真っ白になります。
ウーン、冷静に考えると、何時の日にか、森川さんにはミュージカル作品を唄つきで本気で演じてもらいたいという欲望に駆られます。しかし一明はどえらい良い声で、しかも歌声がこれまた、とんでもなく良い声で痺れます。この特典CDだけでもファンには価値あり。面白すぎる・・・ありえない〜〜〜〜〜!櫻井君が可愛い。

コルセーアもケダモノシリーズも両方とも、奇しくも同じ記憶喪失をテーマにしている点、記憶を取り戻すきっかけが同じなのは、やっぱりBL作品だから(笑)。どの作者さんも考えることは一緒なのか?
ケダモノでは記憶を失っている森川さん、コルセーアでは逆に最愛の人の記憶を呼び戻そうと大胆不敵な行動に・・・どっちの森川さんも面白いし、魅力的でした。

CSIマイアミ5
先週デルコ刑事が頭部を撃たれて瀕死の重傷で命を辛うじて拾った回でしたが、今週は退院直後にもかかわらず早くも現場復帰、しかし後遺症から彼は鑑識のプロとしての自信を喪失しかねない状況に追い込まれて行きます。お話のメインではなく、サイドエピソードとして、もうすこし彼にまつわる不運も続きそうです。
とりあえず、無事現場復帰しましたので、一安心。やっぱり浪川君演じるキャラの性格や設定がどうも好きになれそうにないです。

web拍手を沢山ありがとうございます。

01月27日(日)
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