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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■眠れない忙しいよる・・・外は寒いなぁ
知らなかったそんな再修業の時期をを経て、再び映画のリングで日本ではその存在感が再認識された感じなのかな?私も再認識しました。そして何よりもハリウッドに注目された記念作はラストサムライですね。
その後も主演が続きます、たそがれ清兵衛、プロミスなどなど・・・
最近では、一番好きな日本人アクターの一人です。

そんな真田さんがキャプテン(船長)で、冷え行く太陽に人類のありったけの核弾頭をぶち込んで再生させようという太陽爆破復活計画のために発進した、人類の希望の船のお話。
8人の個性的な乗組員は、それぞれの役割を果たすべく、任務に励んでいるのですが、背負っている任務の重大さ(人類滅亡の危機を救うためという使命)が影響して、みんなプレッシャーに精神がやや不安定気味かな?
先に発進してミッション失敗して行方不明なった1号機のことも、原因が不明なだけに、プレッシャーの種になってます。(とくにキャプテンには大きなプレッシャー)
みんななんとなく、ぎすぎすしながらもルーチンワークやミッションのシミュレーションをこなしんがら、どんどんと太陽に近づいて、計画の爆弾投下座標へ向かって飛行をつづけているうちに・・・
出くわしてしまうのですよ・・・(何に?笑)ええ6年半の間、人知れず太陽の極近くで救難信号を出し続けていた幽霊船の1号機に・・・さてどうする。
爆弾投下の失敗も考えると、2隻分で2倍量の爆弾があれば、チャンスも倍になる(そんなこと実行不可能なくらいアクション計画たてて実行プラン立てれば、むりだって簡単に結論がでるはずなのになぁ・・・この人たち何の検討もしないで人の勘に頼って決定するのですが、変な世界)ということで、彼らはコースを変更して1号機へ接近し爆弾の回収を試みることに・・・

というお話で、ミッションは成功するのか?1号機はどうして遭難したのか?
などいろいろネタはあるのですが・・・そもそも、彼らの行動があまりにも、あまりで、あれ?なので、ああああ・・・です。
普通、こういう任務はやはり科学者と軍人で構成するものではないかと・・・もうすこし冷静に考えて入念に検討したりディスカッションしたらわかるでしょうという基本が抜けてる部分がSFというか、NASAミッションなどに素人な脚本設定で、ちょっとねぇ・・・SFおたくとしては、不満です。

とはいえ、世界観というか、CGは素晴らしくリアルで綺麗でした。ソーラーパネル形ラムジェット推進の宇宙船の描写は特にすばらしくて、綺麗でした。
船内のセットはちょっとチープですが、必要最低限な装備なのでしょうから、臨場感は出てました。(でも低予算は否めないなぁ)。
で、実はこのB級感が、ハードSFくずれB級SF映画好きの琴線を揺るがすので、もしかするとかなり長く語られる作品の仲間いりかもしれません。かつて、ブレードランナーがこのちょっとしょっぱいB級SF作品のポジションから、VTR発売の後に大ブレーク。でも、劇場公開時は2週間での打ち切り館続出の惨憺たるものでした。

さて、最後にキリアンマーフィー君ですよ、バットマンビギンズのスケアクロウ役で私は彼の存在を知ったのですが、怪優街道まっしぐらの、若手ホープです。こんなに個性的で美形崩れ(美形なのですが、どうも、どこかに妙に垢抜けなさもあって、へたれている雰囲気が絶妙な、独特のオーラを持っています)
演技力では同年代の若手ではヒースレッジャーと競えるのではないかと思います。いい役者ですねぇ・・・
この作品は、彼の魅力だけで、彼のかもし出す不思議なテンポと悲壮感だけで満足させられる、そんなスターとしての華も持ってます。へたれ万歳嗜好の方には最高のご馳走ムービーです。
SFおたくな私的には、原案50点、脚本75点、字幕60点、キャスト85点、CG含めた演出80点、カメラワーク75点、トータルえいやで75点ぐらいかな・・・・

猫がマンションで置き去りなので、ちょっと心配です(2〜3日ならいい子でお留守番してくれますが)

04月18日(水)
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