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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■ナイトミュージアムはスマッシュヒット
品評会で優勝すれば、賞金が入って子豚を殺さずにクリスマスの食卓を豪華に飾ることが出来るに違いない、しかし子豚は見るからに貧相で小さくコンテストで優勝できるとは思えない、それでも農家の人々はこの奇蹟を起こす子豚をコンテストに出すことを決めるのであった・・・
吹き替え、なかなか良かったです。子豚君、女性の声優さんです、スターウォーズの少年時代のアナキンに似た感じの声としゃべり、上手かったです。シャーロット、品の有る美形の中年女性の雰囲気がある声、饒舌ではなかったですが、心を打つ演技をしてくれました。この人に泣かされたのですから、それほどの上手さではないのですが、なんとも言えない静かな演技でした。ちょっと意外なほど、なにより蜘蛛のCGが、あんなに綺麗な生き物に思わせるほどに動きも表情も素晴らしかったです、信じられないほどに・・・秀作です。
ナイトミュージアム
さてやっと本日の本命に到達。面白くて見るのをやめることが出来なかった1本です。
ラリー(ベン・スティラー)は離婚と失業(夢を追いすぎて定職につかずあいそつかされたっぽい)のせいで、最愛の息子ニッキー(ジェイク・チェリー)との絆も危機的、その状態を解消して息子の信頼を取り戻すため、就いた仕事が誰も引き受けなかったらしいスミソニアン自然史博物館の夜警。しかしその博物館には夜になるとあることが起きるという秘密が隠されていた。初めての夜、ラリーは突然動き出した展示物に遭遇するというとんでもない状況に追い込まれる。しかも夜警の本当の仕事というのは・・・
1回目飛行機が離陸直後のサービス開始と同時に観て後、シャーロットを観てまた違う作品にちょと浮気したりして、半分寝たりもしてみましたが、結局この作品に戻ってきてしまい、その後はずっと流し観、正味2回半ぐらい観たかな?異様に好きになってしまいました。
まず、舞台が大好きなスミソニアンの自然史博物館、過去に2回実際に行ったことがあって、まさに博物館らしい博物館で大好きな場所です。そして演出のせいか、いつもは過剰とも思えるベンスティーラーの演技がくどく感じなかったこと。声が時折かっこいい男前になって、そんな時にはバットマンの雰囲気がちらちら、これは檀臣幸さんだろうなって感じがします。檀さんのコミカル演技は知らないのですが、どうもバットマンの雰囲気がありあり。基本男前系の声のおかげか、いつもは人間相手だと少し浮くぐらいのオーバーアクションが多いベンの表情もしぐさも、今回は共演するCGの動物や人形たちのインパクトが強いせいで、彼が浮かなかったからかもしれません。彼の毒を消せるほどの素晴らしいインパクト、素晴らしい特撮とCGでした。
CGの素晴らしさ。
いろいろ書くとネタバレになってしまいそうなのですが・・・
Tレックスの骨の展示、これを動かす演出は秀逸。数年前からは信じられない、本当に素晴らしいまさに生き物の動き。その素晴らしさと迫力は、キングコングやジュラシックパークと遜色なしでした。
なんだか、ハリウッドのレベルがたかくなりすぎて、これが普通なら恐ろしすぎる。
共演のすばらしさ。
ルーズベルトに扮するロビン・ウイリアムス(ずいぶんおじいちゃんになったわ、吹き替え担当、だれかなぁ?原康義さんかなぁ?ちょっと判別つかず)が話題になっていますが、ラリーと交代してやめる3老人の警備員が今回の鍵になる人たちで、長い年月にわたって博物館のすべての秘密をしっている男たちなんですが、この人たちの快演がすばらしい。まず、声キャスが恐ろしい、ディック・ヴァン・ダイク(セシル)が中村正さん(今回は体調良かったのなか?素晴らしい復活の雰囲気)、ミッキー・ルーニー(ガス、永井一郎さんのキャラの方かな?パンフがないので・・・元気満々)
ビル・コブス(レジナルド、いつもはモーガンフリーマン担当の坂口芳貞さんに聞こえたけど、違うかも)
他には、エジプトの王様アックメンラーに(たぶん、たぶんですよ)竹若琢磨くん。
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03月12日(月)
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