ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
[858478hit]

■アルジャーノンに花束を
それから、演出や脚本にはスピード感があって、ステージセットも万能なヤグラ足場構成のシンプルイズペスト(おまえらよりはしっかりしてます)、場面展開や切り替えに長い暗転がなく(長い暗転は都合3回ぐらいだった)、演出も台本も相当に練り込まれ、着替えも含めて役者さん達の鍛え込んだ動きには、さすがプロの神業をみている気がしたし、とくに、あの真っ暗闇で、どうしてあんなに素早く(ずっこけたり、ぶつかったりしないで)小道具を隠して、位置を移動して、早変わりしてできるのか、すごいと思った。
なんだか、私が鳥目になったのだろうか・・・それぐらい暗転は暗かった。バックは音楽をほとんど使わず、良くここまで全部セリフで場をつないで行けるのかと唸らせるほどに脚本が良かった。そんなわけで、全体の70%ぐらいをセリフもモノローグシーンも含めた平田さんの独演場状態。
お疲れさまでした、といいたい。

以下横道。昴でのアルジャーノンは初めてじゃなくて、パンフをみると以前には牛山茂さん(わお、外画では2本に1本ぐらいでてるよこの人)が十八番でチャーリーをやられていたらしい(面白そうだ)が、今回、平田さんがチャーリーを演じるのは2回目(たぶん)、演出や台本も一新とのことなので、演じる皆さんも見る側も新しいお芝居を初体験する感覚だったように思う。

マジのお芝居を見るのは20年ぶりぐらいだったが、やっぱり音楽もお芝居もナマのダイナミックな魅力は一緒だ。演じる方々の息づかい、気力、気持ちがすべて手にとるように伝わってくる小さい会場だったので、身じろぎするのも忘れて見つめ続けた。
正直、初日で平田さん的にはまだ手探りの部分もあったのかもしれない、その部分は千秋楽で完成版をみせてもらう、ライブとはそんなものだ、だからこそ、同じ演目だとわかっていても、おなじアーティストのステージを繰り返し見てしまうのだ、ナマの演技だからこそ、毎回ミラクルな瞬間がいつ訪れるかは保証できない、客席との一体感、役者のリズム、共演者たちとのシンクロ、すべての歯車ががっちりかみ合ったとき、奇跡の瞬間がおとづれる。それは一瞬かもしれないし、延々と続くかもしれない、千秋楽でミラクルが頻繁に観れるといいのだが・・・今日見たミラクルは、やっぱりお母さんとの再会かな、もう、涙が一気に溢れて前が曇った。それから最後は雪崩のように心をゆさぶるシーンの目白押しだったが、なんとか冷静に見つづけた。(そこかしこから鼻をすする音が聞こえた)

以上、長々と書きましたが、感想みたいなものです。

さて、次はミュージカルを見たい。ラスベガスで見た「WE WILL ROCK YOU」をもう1回みたい。

やばいな、お芝居にはまりそうな予感、やぱっぱり事務所は都心がいいなと思ってぼやいてしまう。出張も身軽に飛び回れなくなる・・・やばいやばい


PS.ガラスの仮面の始まる直前にスパイダーボーイのDVDの宣伝やってました、残念ながら森川さんの声は聴けないけど、それにしても、このC級映画でTVCMとは、驚きました。

06月09日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る