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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■プロのみ技を見よ、聞けよ、これがプロの中のプロ(あまり本文と関係ない)
一方、速水の森川さんは、どちらかというとモノローグというか心理吐露の台詞が多い役どころみたいで、これまた大変だと思う。問答掛け合いの相手がいないわけで、自分で自問自答になる、シーンの状況や真澄の心理を十分に理解して自分の中に真澄という人物を作りこまないと、ぼろが出やすい。毎日スタジオを伝書鳩のように飛び回って、さまざまな役をこなしている声優さんたち。たかが30分のアニメ、されど奥が深い作品であるガラスの仮面の役は、結構役者さんへの負担が重い気がする。リハーサルもさることながら、現場でのメインの役者さん同士のテンションや解釈も役作りの重要ファクターとなっているのではと想像する。しっかりがんばってほしい。
そんなわけで、なかなか見ているほうを唸らせる回だった。
特に月影先生の激情と演技指導、そしてそれに答えようと必死のマヤ、自分の心の変化に気がつき驚き戸惑う真澄。だんだんキャラの心理がめまぐるしく動き出している。面白い。

森川さん、復調。ギャラリーフェイクの藤田は2話前から復調してると思うが・・・。

刑事ナッシュ・ブリッジス
マイアミヴァイスで有名になった元祖イケメン俳優のドン・ジョンソンがプロデューサーと主演を勤めるサンフランシスコが舞台の刑事ドラマ。
ドン=ナッシュが気さくで情に厚いダンディな主任刑事で、相棒とスポーツカーで市中を走り回って事件を解決してゆく。彼の部下たちスタッフは、一癖もふた癖もある個性派ぞろいで、それぞれのエピソードもあり、キャラも立っている。どうもサンフランシスコが舞台のドラマが多いね(スタハチもそうだし、ダマグレもそうだし・・・)
本シリーズは過去に数話見たが、ドラマ仕立ては現代風で個人の取り扱いも感情の取り扱いもあまり深くまで踏み込まず、エピソードを繋ぐ感じで示唆する都会的な刑事物。暑苦しいエピソードは少ない。
で、このドラマの見所は、超ベテラン声優の野沢那智さんと青野武さんが、親友の主役刑事チームを組んでいて、それこそスタハチのスマートでキュートなおじさん版。友情とアクションがメインなのだが、どうにもこうにも、このおじ様二人の80年代風大げさ芝居に私は耐えられない。ドラマの現代風にさらりと演出した画面から、おじさまの暑苦しい昔りゅうりゅうのオウギョウな演技が浮きまくっている。ナッシュを演じる野沢さんの演技、上手さは文句なしの天下一品なのだが、どうにもこうにもやりすぎで、見ていて疲れるし、どうにもこうにもドンジョンソンの風貌に似合わない。
(実はドンの地声がかすれて甲高いので、那智さんの音域でもいいのだけど・・・)というわけで、録画しても出演声優を確認するだけで、めったに中身は見ていないが、今回久々に出演声優名に森川さんを確認し視聴。
前の出演回の役は、犯罪に巻き込まれた小悪党のハッカーで、結構振り回されてふにゃふにゃなへたれた声が柔らかくていい感じだった。今回はどんなキャラかしら・・・と期待、なかなか出てこない・・・びっくり大爆笑そして感心、オカマビューティコンテスト主催者の黒人美女(おかま)であった。それはもう、すんばらしいおねぇ言葉を弾丸のようにまくし立てる。それがみごとに決まる。いつものトシ子の訓練が生きているのか、もともとこういうおねぇが得意なのか、想像力が豊かな証拠だと思う。とにかく水を得た魚で、あまりに堂に入った演技に300点あげたい。
堀内賢雄さん(映画DVD版「ホット・チック」参照)もこういう役が上手いのだけど、森川さんも上手いのを証明してしまった・・・たぶん、実際にはトシ子以外ではあんまり作品ではなくて、思い出すのは「ワイルド・ワイルド・ウエスト(DVD版)」での女装ダンスシーン、あのシーンではかなり怖い雰囲気のウィル・スミスのおかまベリーダンサー。
おねぇことばといえば、井上和彦さんがシュラトで、中原茂さんがテッカマンブレードで相当に上手いおねぇの技を披露している。
そうか、森川さんはきっと共演したブレードでの中原さんのレビンの演技から流暢なおねぇことばを学んだに違いない。きっとそうだ(笑)でなきゃ、売れない時代に新宿歌舞伎町でアルバイトやってたといわれても、納得してまいそうになるすばらしさだった。(爆笑)

06月01日(水)
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